「サスペリア」に出演していた、古の名女優!アリダ・ヴァリ、ジョーン・ベネットをリアルタイムは知らなかった、、、

image

 


エクソシスト」や「オーメン」と並び、日本でも1970年代大ヒットした、サスペンスホラー映画の「サスペリア」。

1974年の洋画興行年間収入1位は「エクソシスト」。1976年の同じく4位が「オーメン」。そして1977年の5位が、こちら「サスペリア」。正に1970年代のサスペンスホラーの3大ヒット作でした。

で、「エクソシスト」と「オーメン」はアメリカ映画ですが、「サスペリア」だけがイタリア映画。でもイタリア映画なれど、舞台はドイツにある全寮制の名門バレエ学校という、ちょっと変わった映画。

更に!映画のプログラムやポスターで当時、主人公のアメリカ女優のジェシカ・ハーパーではなく、途中で殺されちゃう役のイタリア女優、ステファニア・カッシーニ↓が前面に出ており、このへんて、、、

日本の配給会社と広告代理店の決定なんでしょうかねー?欧米のポスターとは異なりますし。


M


まぁ〜私的にも、ジェシカ・ハーパーよりステファニア・カッシーニの方が、雰囲気も顔も色っぽいし身体もセクシーなので、この選択に否定はないのですが(笑)、主役のジェシカ・ハーパーから、文句なかったんですかしらねー?

遠い島国日本のやった事だから、ジェシカ・ハーパーは知らなかったとか?(笑)。

まぁ〜そのへん、どうでもいいんですけど(笑)、ステファニア・カッシーニは「サスペリア」の2年後に、イタリア・日本合作で、日本の池田満寿夫監督・脚本の「エーゲ海に捧ぐ」にも出演しています。

で、私的にリアルタイム1970年代当時、一連の人気のホラーサスペンス映画の中では、「サスペリア」が一番!怖かったですねー(後に全て観なおすと感想はまた違うのですが)。

アメリカの「バカ」も怖いですけど、欧州のなんだか格式張ってて、上流階級と思われてるその世界の、けっして「バカ」ではない立派な人達の、「おかしな趣向」はなんとも言えない怖さと迫力があります。

このへん、やっぱり血まみれの欧州の歴史から来てるんでしょうけど、鬼気迫るものをボクは感じるんですね〜。

で、その中でも最も!怖〜い校長役のミス・タナーを演じたイタリア女優アリダ・ヴァリは、こちらはイギリス映画の「第三の男」で、古の映画ファンには、お馴染みの女優さんです。

よーくみると!やっぱり老いても「第三の男」出演時の、若き頃の面影ありますねー。

image

59af0ac659638a983a0a296cbf98f5dd