「キャリー」のママを演じたパイパー・ローリーは、若い頃は妖艶な美人女優!

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この魅惑の美女は、1976年のデ・パルマ監督の快作!「キャリー」で、 頭のおかしい精神を病んでるキャリーのママを演じた、若き頃のパイパー・ローリー

パイパー・ローリーはパパがポーランド系、ママがロシア系のアメリカ人で、17歳で映画デビューし、ロナルド・レーガントニー・カーティス等との共演映画があります。

その後、ニューヨークのアクターズスクールで演技を学び直し、1961年のポール・ニューマン主演の映画「ハスラー」で彼の恋人役サラで、アカデミー賞に見事にノミネート。

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その時、一度女優業は引退し、1962年に映画評論家のジョー・モーゲンスターンと結婚。一児をもうけ普通に専業主婦をやっていたそうで、「キャリー」は久々の女優復活映画でした。

まぁ〜

「キャリー」は大ヒットし、主演のキャリーを演じたシシー・スペイセクと共にパイパー・ローリーアカデミー賞に再びノミネートされ、パイパー・ローリーはTV、映画にと再び登場。

そして、ありがちですがジョー・モーゲンスターンと1982年に離婚しています。

そんなパイパー・ローリーのもう1本の当たり役と言えば、1988年の「死海殺人事件」の、こちらも底意地の悪い嫌〜な婆の、殺害されちゃう大富豪未亡人エミリー・ボイントン役でしょう。

アガサ・クリスティ原作、名探偵エルキュール・ポワロの「死との約束」の映画化「死海殺人事件」は、他にもローレン・バコールキャリー・フィッシャーが出演。そこそこ日本でもヒットした映画でした。

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まぁ〜「キャリ〜」のママ役は、狂気の凄い演技でしたし、髪もメイクもそれっぽいのでともかくとして、「死海殺人事件」は底意地の悪い嫌〜な婆役とはいえ、富豪の未亡人役!

そこはやはりパイパー・ローリーはハリウッド女優ですから、アップになった時は(きっと若い頃は美人だったろうな〜)と思わされる風貌と、貴賓と風格がありましたね。 嫌〜な婆役でしたけど(笑)。

また、パイパー・ローリーはTVドラマでも活躍しており、1986年の「Promise」でプライムタイム・エミー賞助演女優賞(ミニシリーズ/テレビ映画部門)を受賞。

1990年には、日本でも人気だったデイヴィッド・リンチ監督の「ツイン・ピークス」でのキャサリン・マーテル役で、ゴールデングローブ賞助演女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)を受賞しています。