ロバート・デ・ニーロもダコタ・ファニングも素晴らしい!「ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ」



 

 

2005年の映画「ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ」。ダコタ・ファニングが「宇宙戦争」で、レイチェルを演じたのと同じ頃の映画です。

娘役のダコタ・ファニングのパパを演じてるのは、あの!ロバート・デ・ニーロ

というわけで、「ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ」は前知識全くなしで、このお二人の名前と顔で観てみようと思った映画でしたが、こういう動機で映画観る人って多くないかしら?

同時期にダコタ・ファニングが出演した「宇宙戦争」では、トム・クルーズがパパでしたから、1943年生まれのデ・ニーロパパでは、ダコタ・ファニングは1994年生まれなので、ちょいと歳が離れ過ぎかなと。

物語はスリラーで、ダコタ・ファニング演じる幼きエミリーが、ママの自殺現場を見てしまった為、心を閉ざしてしまい、その病んだ娘のパパ役がロバート・デ・ニーロ

一方、自殺したママ役のエイミー・アーヴィングは、ブライアン・デ・パルマの名作「キャリー」で有名になった、その後スティーヴン・スピルバーグと結婚し、離婚時に1億ドルを受け取ったので有名な方。

で、1時間40分ほどの映画で、1時間15分ぐらいまでダラダラ観ていましたが(オレ、あんまりこういう映画好きじゃねえな)なんて思ってました。

ダコタ・ファニングは精神を病んでる女の子役がとても上手だけど、その子を可愛がる心理学者で真面目で優しいパパ役は(別にデ・ニーロじゃなくても、この役は良かったんじゃない?)って感じで。

まぁ〜古い映画ですが「クレイマー、クレイマー」のダスティ・ホフマンみたいで、病んだ娘を持つシングルファザーのデ・ニーロが痛々しくてね。この役はデ・ニーロっぽくないなと、、、。

唯一の助平爺の救いは、近所に住むエリザベスを演じた巨乳熟女のエリザベス・シュー

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エリザベス・シューは、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のクラウディア・ウェルズに代わって、2~3作目でマーティのガールフレンド役で出てた女優さんです。

まぁ〜このエリザベスも謎の死を遂げてしまうわけですが、どうにも迫り来るミステリー感、サスペンス感が薄い。やはり病んだ子供を題材にする物語は、私的にはイマイチかな〜なんて思ってたら!、、、

正直私は別の、わりとありがちなB級サスペンス的なオチを想像してたのですが、1時間15分後は激変。

(そう来たか!なるほど)と、残りの25分が話が変わっちゃうわけですが、筋が通ってる。

脚本!秀逸。(おっしゃ!こういう映画、オレ好き!)と、調子が良いので私も豹変しました(笑)。

デ・ニーロも凄いし、ダコタ・ファニングも凄い! この二人を選んだのは間違いなかったですね。


ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ」、ちょいと邦題がマヌケでセンスが悪いですが、ミステリー、サスペンス好きの方なら、観て損はない映画だと思います!