2002年、34歳の桑田真澄氏は投手として12勝・防御率2.22。打者として打率.294の二刀流だった!

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春夏の全国高校野球大会で、通算本塁打数1位はPL学園時代の清原和博氏のダントツ13本ですが、2位の6本は3人います。

それは、上宮高校の元木大介氏、広陵高校の中村奨成氏、そしてPL学園桑田真澄氏です。

というわけで、桑田真澄氏がピッチングだけでなく、守備力・打撃力も秀逸な選手なのは、ファンの間では高校時代から有名な話。

で、2002年、2位ヤクルトに11ゲーム差をつけ優勝した時の読売ジャイアンツの選手が凄いんです。

松井秀喜氏が本塁打王打点王の二冠、上原浩治氏が最多勝(ヤクルト、ホッジスと同数)と最高勝率、そして桑田真澄氏が最優秀防御率と、読売ジャイアンツの選手がほぼタイトルを独占した凄い年でした。



そして防御率1位の桑田真澄氏はこの年、51打数15安打で打率.294と、もう少しで打率3割!しかも二塁打5本、三塁打本塁打が各々1本ずつで長打率が.490 。

試合数・打席数が違いますが、読売ジャイアンツ史上、王貞治氏・長嶋茂雄氏に次ぐ歴代3位のチーム本塁打数の阿部慎之助氏のこの年の長打率は.478ですから、バッター!桑田真澄氏の凄みを感じます。

ただ、桑田真澄氏はこの年が選手としてはピークで、もしピッチャーをやめても代打の切り札になっていたら、もっと選手生命は伸びていたと思うぐらい、桑田真澄氏の打撃センスは素晴らしかったですね〜。

勿論、天下の桑田真澄氏ですから、ピッチャーをやめて代打の切り札の選択をするわけもないですが、もし読売ジャイアンツが最初から桑田真澄氏を二刀流で売り出そうとしてたら、どうだったでしょう。

もしかしたら桑田真澄氏だったら、二刀流やってのけちゃったんじゃないかな〜?、、、

と、桑田真澄氏のそのストイックな野球に対する姿勢、人生観を鑑みると思ってしまいますねー。