読売ジャイアンツV9時代は、本当に他のチームの集客は惨憺たるものだった





1970年、読売ジャイアンツ不滅のV9のV6の年。その最強!読売ジャイアンツの1年間の観客入場者数は2,507,000人。

一方、リーグ優勝を3年連続で逃した2023年の読売ジャイアンツの入場者数は、2,708,315人と最強V9時代よりお客さんは球場に来ています。

有名な話ですが1970年当時の日本のプロ野球は、読売ジャイアンツ1チームだけが圧倒的な人気の時代で、読売ジャイアンツの他に入場者数が100万人を超えていたのは阪神タイガースのみ。

それでも阪神タイガースは、1,055,500人と読売ジャイアンツの半数以下。

こちらも有名ですが、当時のパリーグの不人気ぶりは凄まじく、最高入場者数は日本ハムファイターズの757,500人。これは当時のセリーグ集客4位の現在の東京ヤクルトスワローズの761,650人以下でした。

 

一方、2023年の12球団集客最低チームは東北楽天ゴールデンイーグルスの1,358,512人。1970年の集客2位の阪神タイガースよりもお客さんが球場に来ており、100万人以下のチームは皆無。

思えばセパ共に、以前より精進してた読売ジャイアンツは別にして、残りの11球団の長年に渡る企業努力の、これは成果だと思いますね〜。

セリーグ全チームの入場者数が初めて100万人を超えるのは1975年。読売ジャイアンツのV9が終わった翌年で、やはりチームが強くなるとお客さんが来るわけです。

パリーグの場合、日本ハムと西武の企業努力がまず光っており、この2チームがパリーグ人気を牽引したと言えます。