江川卓投手の他球団のライバルエースたち!北別府学投手、遠藤一彦投手、小松辰雄投手







江川卓投手が読売ジャイアンツの現役時代は、1979年から1987年までの9年間で、最多勝を1980~1981年に16勝、20勝と2年連続獲得してますが、当時の最多勝争いのライバルは誰だったのか?

江川卓投手1年目は、例の事件で読売ジャイアンツから阪神タイガースに移籍した小林繁投手が22勝で最多勝でした。

 

他は江川卓氏より2歳年下の広島カープ北別府学投手、同い年の横浜ベイスターズ遠藤一彦氏、4歳年下の中日ドラゴンズ小松辰雄投手が、江川卓投手現役時に各々2回最多勝を獲得しています。

1982年、3年連続最多勝を目指した江川卓投手は19勝で、北別府学氏がこの年は 20勝で1つ勝ち星が届かなかったのは惜しかったです。

3年連続最多勝は2022年現在で、パリーグでは1991~1993年に近鉄野茂英雄氏、1999~2001年に西武の松坂大輔氏、オリックスの山本由伸氏が記録してます。

 

が、セリーグでは一人もいないので、江川卓氏は1勝で記録を逃したのは惜しいです。






1983年は最多勝遠藤一彦氏が18勝で江川卓氏が16勝。1984年も遠藤一彦氏で17勝で江川卓氏は15勝と、どちらも2勝及ばず最多勝を逃しています。

1985年の江川卓氏は不調で11勝、最多勝小松辰雄氏の17勝と差がありましたが、1986年には16勝。

最多勝北別府学氏が18勝で、また2勝差で最多勝を逃しており、結局、江川卓氏が最多勝争いをしたのはこの年が最後。

 

で、翌1987年に13勝をあげながら引退を決め、この年の最多勝小松辰雄氏が17勝と左は開いていました。

まぁ〜それにしても現役9年で2度の最多勝、1度の1勝差、3度の2勝差の遠藤一彦氏、北別府学氏、小松辰雄氏との最多勝争いは、昭和の名勝負でしたね〜。