「スクリーム」のドリュー・バリモアは、記念すべきシリーズ一人目の被害者!




1996年公開(日本では1997年)、全世界で1億7,300万ドルを稼ぎ出し大ヒットしたアメリカのホラー、スプラッター映画「スクリーム」。
 
1967年の続編「スクリーム2」も好評でヒットしましたが、一応当時の三部作の完結編とされた2003年の「スクリーム3」は、イマイチの評価、興業収益だったような記憶があります。

が、そこはそうは言ってもヒットシリーズ、映画会社も商売。2011年には「スクリーム4:ネクスト・ジェネネレーション」、2022年に5作目の「スクリーム」、2023年に「スクリーム6」が公開されました。

で、この結果的に現在まで人気シリーズになった「スクリーム」の第一作!

国内外のホラー映画マニアの間では、今やレジェンドシーン。呑気に家でくつろいでいたら、不審な電話がかかってくる冒頭で、結果、殺されちゃうのが、こちらドリュー・バリモア↓。
 

defde15bba8b0988fbf7713445a51903_large
image

ドリュー・バリモアは、1982年の世界的大ヒット映画、スティーヴン・スピルバーグ監督の「ET」の、あの主人公の少年の妹ガーティー役↑で注目された方ですが、やはり面影はありますね。

で、このドリュー・バリモア、、、

有名子役にありがちな家庭不和、不登校、飲酒喫煙、マリファナ、コカイン、自殺未遂、結婚離婚を繰り返す、けっこうな波瀾万丈の人生を若くして(幼くして?)繰り返した女性です。

そんなドリュー・バリモアはその後、1995年に人気シリーズ「バットマン フォーエバー」 で、トゥフェイスの愛人シュガー↓を演じ、精神科医を演じたニコール・キッドマンとともに、映画に華を添えました。

image


で、その翌年上映された 「スクリーム」で、ホラー映画の鉄則というのを阿呆な少年達が語りあいますが、美人やグラマーは、最初の方でまず殺されるそう(「スクリーム」は、その手の映画の風刺作品でもある)。

で、、、

「スクリーム」はこの鉄則通り、主人公シドニーの同級生ケイシー役の、美人でグラマーなドリュー・バリモアは、オープニング10数分で無残に殺害されます。

が!この冒頭シーンは、バットマンのシュガーに負けず劣らずの強烈なインパクトを観る者に与えてくれ、 ドリュー・バリモア復活を感じさせました。 

その後のドリュー・バリモアは女優のみならず、映画監督、プロデューサー、実業家、そして慈善活動家として幅広く活躍されています。

グラマーなローズ・マッゴーワンの惨殺シーンは、マリリン・モンローの「紳士は金髪がお好き」への、オマージュだろうねー♪

B
A

もう一人、おっぱいが大きくて色っぽい女、けっこう重要な役所の主人公のシドニーの親友、デューイ警察署保安官代理の妹役なのに、↑ローズ・マッゴーワンも物語中盤から終盤にかけあえなく惨殺。

この方は、ミュージシャンのマリリン・マンソンの恋人だった女性ですね〜(破局しますが)。

で、ローズ・マッゴーワン演じるテイタムの、猫用だか何だかの出入り口に、お尻が引っかかって出れずに殺害されちゃうこのシーン!

私的には、マリリン・モンローの古の映画「紳士は金髪がお好き」で、船の窓から出ようとしたら、ヒップがでかくて通り抜けられなかったってな、コメディシーンへのオマージュだと勝手に思ってます。

M