春は8年ぶり7回目の出場。関東一に強い東京代表復活を期待する!


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2024年、春の選抜大会東京代表の関東一は春は8年ぶり7回目の出場。

関東一は1987年の2年連続2回目の出場時、決勝で結果春夏連覇になったPL学園に、1対7で敗れましたが、見事に準優勝しています。

この時のキャッチャーが、明治大→神戸製鋼に進み、バルセロナ五輪の銅メダルメンバーになった三輪隆氏で、三輪隆氏は1993年のドラフト会議で、当時のオリックス・ブルーウェーブに2位指名を受け入団。

2004年前まで現役を続け、その後は2020年までオリックス・バファローズ楽天ゴールデンイーグルスでコーチを務め、現在はオリックスのスコアラーをやられています。

決勝で関東一に勝ったPL学園のショートが、2024年現在、中日ドラゴンズの監督であり名球界理事の立浪和義氏。

まぁ〜この年のPL学園は、史上最強ではないかと言われるチームで、他に野村弘氏、橋本清氏、片岡篤史氏と4人のプロ野球選手を輩出した強豪校で、準々決勝で同じく東京の帝京に3対2でサヨナラ勝ち。

春夏連覇になった夏も準決勝で帝京を12対5でやぶり、決勝でも茨城の常総学院に5対2でPL学園は勝っており、東京・関東の人間には、誠に!憎いとても強いチームでした。



で、関東一は夏は8回出場していて、初出場は選抜準優勝の2年前の1985年で、こちらも史上最強はどちらかと言われるKKコンビ=桑田真澄氏と清原和博氏在学の、5季連続出場の3年最後の夏の大会でした。

初出場時は東京者でも関東一は馴染みのない校名でしたが、いきなり一回戦で猛打爆発!同じ初出場の京都の花園相手に12対1の圧勝!

西東京代表の有名な日大三が一回戦敗退した事もあり、猛打・強打の無名の関東一に東京者は注目すると、二回戦の国学院栃木、三回戦の日立一の関東勢を撃破し、なんと!準々決勝に進出しました。

準々決勝はまたしても関東の東海大甲府に7対8で敗れましたが、甲子園初出場で全国ベスト8の関東一は印象深い初陣で、その2年後には選抜準優勝!

それまで東京でも無名だった関東一は、僅か1年半で全国に名を轟かせる野球強豪校の仲間入りをしました。

しかしその後は、夏夏春と2回続けて関東一は一回戦負けが続きましたが、その後は夏2回準々決勝進出、春夏一度ずつ準決勝新進出と「強い関東一」は復活してますが、残念ながら決勝進出はなし。

東京代表は2011年夏に優勝した日大三以来、決勝進出がありませんし、春の選抜も2010年の同じく日大三の準優勝以来、決勝進出はありませんし、春の優勝は1992年の帝京以来ありません。

関東一は、2023年秋の明治神宮大会で準決勝で栃木の作新学院に敗れましたが全国堂々の!ベスト4。下馬評では優勝候補の一角に挙げられていますので、是非!「強い東京代表復活」を期待したいものです。