同期のヤクルトスワローズ、村上宗隆選手に差をつけられてしまった日本ハムファイターズの清宮幸太郎選手は、今年は飛躍の年と思っておりましたが、意外な活躍が読売ジャイアンツのオコエ瑠偉選手。
早いもので清宮幸太郎選手の早実が5年ぶり29回目、オコエ瑠偉選手の関東第一が5年ぶり6回目の出場を決め、東西の東京代表が共に準決勝まで勝ち進んだ、2015年夏の全国高校野球から8年経っています。
オコエ瑠偉選手はその年のドラフト会議で、楽天ゴールデンイーグルスに1位指名され鳴物入り入団。
高卒新人ながら1年目より51試合に出場するも、その後は伸び悩み、同じく伸び悩んでいた2学年下の清宮幸太郎選手が2022年には129試合に出場。打率は.219と低かったですが18本塁打を放ち、2023年もレギュラーの座を確たるものにしたのに対し、オコエ瑠偉選手は2022年も相変わらずくすぶっていました。
私的には高卒5年目で一軍で42試合出場とはいえ、レギュラーになれないオコエ瑠偉選手は、そろそろ自由契約か?トレードかな?と懸念しておりましたが、思わぬチャンスがやってきました。
2022年12月、史上初の「現役ドラフト」なるもので読売ジャイアンツに指名され、なんと!2023年の開幕スタメンに1番・レフトで登場!
原辰徳監督なのか?コーチ陣の推しなのか?わかりませんが、オコエ瑠偉選手、無茶苦茶!高く評価されてます。
4月13日現在、読売ジャイアンツは不調ですし、まだ11試合ですがオコエ瑠偉選手は7試合に出場。27打数9安打、打率.333。本塁打も1本放っており打点も3。
夏が来るとオコエ瑠偉選手も今年で26歳。せっかくもらったチャンス!是非ともものにしていただきたいと思います。