
1966年のエルビス・プレスリー映画、「ハワイアン・パラダイス」に出演していたマリアンナ・ヒル↑。
マリアンナ・ヒルは1974年の映画「ゴッドファーザー PartⅡ」で、フレド(ジョン・カザール)の、元女優設定のグラマーでド派手な酔っぱらいの、手におえない奥さんディアナを演じた方です。
パーティでベロベロに泥酔し、フレドではない別の男とダンスしてこけちゃうあの人ね。
で、マリアンナ・ヒルは1942年2月生まれですから「ゴッドファーザーPartⅡ」撮影時は31~32歳ぐらいですか。ご主人のフレド役のジョン・カザールが1935年生まれですから7歳年上です。
でもジョン・カザールは「ゴッドファーザー」で一躍!有名になった遅咲きの俳優なので、20代の頃よりB級含めキャリア豊富なマリアンナ・ヒルの方が、共演当時は格上だったかもしれないですね。
そんな感じが、セクシーな元女優だけど、酔っ払いのどうしようもない女房に手を焼くだめ亭主の演技に、上手く反映されてたのかも(笑)。



また、「ゴッドファーザーPartⅡ」は、セクシーなれでバカそうな奥さん役でしたが、演劇指導も長年に渡り行っていた、なかなかの女性。
ちなみに巨匠!ハワード・ホークスの、日本公開1966年の「レッドライン7000」にもマリアンナ・ヒルは出演しており、この映画の主役が若きジェームズ・カーン。後の「ゴッドファーザー」のソニーです。
ソニーは「ゴッドファーザー」で殺害されているので、「ゴッドファーザーPartⅡ」でマリアンナ・ヒル演じるディアナとの絡みはありませんでしたが、以前より共演経験はあったんですね。

マリアンナ・ヒルは「ゴッドファーザーPartⅡ」以降も、ロバート・ワグナーや「ロリータ」で有名なスー・リオン等との共演映画に1980年頃まで出演していましたが、その後は映画主演が激減。
女優業ではなく、リー・ストラスバーグ演劇研究所、ロンドンのリー・ストラスバーグ・スタジオ、メソッド・スタジオで教鞭をとり続けたそうです。
で、「ゴッドファーザーPart2」では、とても印象的な冒頭のシーン以外、マリアンナ・ヒル演じたディアナは殆ど登場していませんし、「ゴッドファーザーPartⅢ」で、ディアナの後日談もない。
ディアナは、よっぽどコルレオーネファミリーから嫌われていたのでしょう。だってソニーの愛人だったルーシー(ジニー・リネロ)は、「ゴッドファーザーPartⅢ」に登場してますから。
してますどころか、彼女が産んだヴィンセント(アンディ・ガルシア)は、3代目のドンになってますからね。ディアナはフレド殺害後、莫大なお金を渡しコルレオーネ家は、彼女と縁を切ったのでしょう。
原作読んでないので、原作で違ってたら御免なさい。
というわけで、「ゴッドファーザー」ファンには印象深いフレドの奥さん、ディアナを演じたマリアンナ・ヒルの紹介でしたが、この方はその風貌と役と、実際の人生は随分とギャップのある方のようです。

