「青春ア・ゴーゴー」と「エレキの若大将」の時代

1965年12月公開、1966年の東宝正月映画「エレキの若大将/怪獣大戦争」の二本立てが大盛況の大成功後、同年3月、日活で同じく青春エレキ映画の「青春ア・ゴーゴー」が上映されています。

同時上映は当時人気抜群だった舟木一夫氏の「哀愁の夜」で、舟木一夫氏の映画はこの年だけでも4本上映されたほど人気者でしたが、私は子供すぎてリアルタイム全くこの2本の映画を知りませんでした。 

では、何故?子供すぎたのに「エレキの若大将」は劇場(新宿東宝)で観てるのかと言えば 、併映が「怪獣大戦争」だったからで、目的はキングギドラゴジラで、エレキも若大将もそのオマケで観ちゃった。

なので、この辺の当時の東宝の二本立てのセンスは抜けてましたね(笑)。

で、「青春ア・ゴーゴー」は、かなり大人になってからCSだかなんかで観たわけですが、なんとモノクロ。「エレキの若大将」が総天然色=カラー映画だったので、同時代の映画なのにちょいとびっくり。

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「青春ア・ゴーゴー」でも、日比谷公園の噴水前のシーンはありますが、東宝「エレキの若大将」は日比谷公園や赤坂の他、中禅寺湖や戦場ヶ原、日光レイクサイドホテルなど、ロケーションもゴージャス。

一方、日活「青春ア・ゴーゴー」はほぼ都心のロケで、非常に若者の生活感あふれる映画です。


 「青春ア・ゴーゴー」の主役は、予備校に通う浪人中の金持ちのボンボン役の山内賢氏で、彼の部屋は若大将の、老舗すき焼き屋「田能久」の跡取り息子、田沼雄一(加山雄三氏)の部屋より豪勢です!

エレキとアンプがあるのは「エレキの若大将」と同じですが(ドラムセットはない) 、自室にテレビもステレオもあり、内装も当時の「お金持ち」の部屋っぽくて、壁にはザ・ビートルズの写真。

当時はまだ東京でも、多摩地域や下町地域は汲み取り便所が当たり前の時代ですし、自分の部屋というのも、お金持ちの家じゃないと持てなかったでしょうから(兄弟も多いし)相当!ブルジュアの設定です。

で、もう一人の主人公が、このボンボンの妹に会いたくて遊びに来てる、同じく浪人予備校生役の浜田光夫氏で、そのクラシック好きの堅物の妹役が太田雅子名義の若き梶芽衣子さん。

端正な顔立ちのもの凄い美人で、何故?太田雅子名義の頃、それほど売れなかったのか?不思議です。

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唯、タイトルバックでザ・スパイダースや、劇中の『ヤングアンドフレッシュ』が演奏し歌う主題歌「青春ア・ゴーゴー」は、いつ聴いても正直かなり厳しい楽曲ですね〜😆

作詞が青島幸男氏ですが、一連の植木等氏の名曲集のキレッキレの!作詞と違い、昔の青春歌謡そのもの。 作曲の脇野光司氏は、ザ・スパイダースの「モンキーダンス」とかも手がけてますが〜、、、

まぁ〜いいと。

当時の「エレキの若大将」=加山雄三氏作曲(弾厚作名義)の「夜空の星」が、どれほど革新的だったかを、改めて確認するには「青春ア・ゴーゴー」は、丁度良いかもしれませんから。 

で、 「青春ア・ゴーゴー」で、山内賢氏と浜田光夫氏が作るエレキバンドが『ヤングアンドフレッシュ』で、元々このエレキバンドは、山内賢氏が日活の俳優仲間を集めて作っていたバンドだったそう。

その名は『日活ヤングアンドフレッシュ』で、同じく東宝で俳優仲間を集め作った、加山雄三氏の初代ザ・ランチャーズ同様、日本のエレキバンド史を語る時に、この2つのバンドは忘れてはならないです。

夢のような話の「エレキの若大将」と、社会派の「青春ア・ゴーゴー」 


まぁ〜「エレキの若大将」の『石山新次郎とヤングビーツ』は映画の中のエレキバンド名ですが、『ヤングアンドフレッシュ』は実際の、頭の日活を抜かした俳優バンドからつけたバンド名。

なので、こちらも加山雄三氏がつけた『ザ・ランチャーズ』というネーミングのセンスは、抜けていたと思いますね。

当時ヤングって言葉、流行りましたけど、時代と共にダサさが一際なのが、このヤングではないでしょうかしら。「ナウなヤング」なんて、今やお笑い言葉になってますから😆

で、実際に山内賢氏はギターは上手かったようですし、和泉雅子さんとの大ヒットシングル「二人の銀座」もこの年の夏に放っているのに、加山雄三氏と違いなんかギタリストの印象はないですよね。


映画「二人の銀座」の中では、ギターを弾きながら和泉雅子さんとデュオしてて、加山雄三氏の「夜空の星」「蒼い星くず」みたいでカッコ良かったのに、映画の方はそんなにヒットしなかったのかしら?

 

『日活ヤングアンドフレッシュ』名義の他のレコードジャケットでも、山内賢氏はエレキギターを持って写ってますから「二人の銀座」のジャケットもその路線だったら、また違ったのかもですね。

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で、劇中の『ヤングアンドフレッシュ』のメンバーは、タンバリンの浜田光夫氏以外、その俳優仲間のバンドメンバーと同じだそうで、ドラマーは和田浩治氏。この方のパパはピアニストの和田肇氏です。

和田肇氏のこの肇は、ハナ肇氏の芸名の元になっているそうで、また、和田肇氏は淡谷のり子さんの唯一の結婚相手(離婚してますし、和田浩治氏は淡谷のり子さんの子供ではありませんが)。

そして和田浩治氏は東洋音楽学校(現:東京音楽大学)在学中にスカウトされ俳優になってる方で、元々は音楽畑なのでレコードも出しておりましたが、残念ながら大きなヒット曲はありませんでした。 


そんな和田浩治氏は 「青春ア・ゴーゴー」では、街の電気屋の跡取り息子で、大学出て店を継ぐかわりの交換条件で、ドラムはやって良いと言わせた随分と我儘な息子役です(大学進学が危うい劣等生役)。

まぁ〜、近所迷惑なにするものぞで、電気屋&自宅屋上の物干し台でドラムを叩くドラ息子役の和田浩治氏は、なかなか見ものですし、そのパパ役は、後の「男はつらいよ」の3代目おいちゃんの下條正巳氏。

ママ役が白の割烹着姿なのも時代を感じますし、電気屋周辺の昔の街並みも、ちょいと見ものです。

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そして「エレキの若大将」は、蕎麦屋の出前持ち役の寺内タケシ氏だけが労働者で、あとはみんな京南大学のアメラグ(今のアメフト)部の大学生、呑気なボンボンですが、やはり日活はちょいと社会派。

「青春ア・ゴーゴー」は現役、浪人含め受験生、夜学に通う勤労学生など、皆さん切実な青春の悩みを抱える若者設定で、この辺に当時の東宝と日活の、青春エレキ映画の製作方針の違いを感じます。

「エレキの若大将」は、大学に遊びに行ってる(時代の先端?)大きな会社の社長のドラ息子=青大将(田中邦衛氏)が、真っ赤なオープンカーに乗ってる。

まぁ〜マドンナ澄子さん(星由里子さん)との出会いは、その青大将の運転するオープンカーと、澄子さんが運転する楽器屋の車の交通事故。更には「エレキの若大将」には乗馬シーンまで出てきます。

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当時、少年だった私は勿論、若者だった人でも「エレキの若大将」は夢のような世界だったと思いますが、「青春ア・ゴーゴー」は山内賢氏演じる金持ちのボンボンでも、浪人生なので車なんて乗ってない。

更に、今なら問題になるんじゃないかしら?金持ちのボンボンなのに劣等生の僻みで、女の子はガリ勉だから予備校の成績は良いけど、どうせ大学出てもすぐ嫁に言っちゃうと女子大生亡国論を語ってます。

また、昼は働き(本屋?運送屋?)夜学に通う他のバンドメンバー二人も、実際に当時の若者では普通だったと思いますし、中卒、高卒で家計を助けるために働き出すなんてのも、当たり前だったでしょう。

「青春ア・ゴーゴー」のエレキバンドの若者達は、とてもリアリズムを感じます。

音楽が抜群の「エレキの若大将」と、タイトル曲が難点の「青春ア・ゴーゴー」 


で、、、

昔の映画ですから、まるで漫画の主人公の男女の出会いみたいに、この浪人生の山内賢氏と浜田光夫氏は予備校に行く途中で、人とぶつかります。それも続けて2回も(笑)。

そして、山内賢氏と浜田光夫氏がジャズ喫茶にザ・スパイダースの演奏を観に行くと、そこでぶつかった電気屋の跡取り息子(和田浩治氏)、昼間働く夜学生の二人と偶然再会する。

そしてお互いエレキが大好き、ザ・スパイダースが大好きなので、一緒にエレキバンドをやろうと意気投合するわけで、とても安直な出会いですが、昔の映画ですからこれで良いのです😀

で、当時のザ・スパイダースがジャズ喫茶で演奏してる映像が観れるのは有り難い映画なのですが、 何故か?井上順氏がいない(一説では撮影時は体調不良だったとか)。

そして『ヤングアンドフレッシュ』の最初の練習場所は、勤労学生の働く本屋だか運送屋だかの倉庫。この辺が当時、普通のアマチュアが使える練習スタジオなんてなかった頃の、時代背景描写ですね。

「エレキの若大将」にはこれがないです。どこでバンド練習してるのかわからない。


まぁ〜映画ですから、いきなり合わせて上手に出来ちゃうわけですが、そこは元々が同じメンバーによる俳優エレキバンド『日活ヤングアンドフレッシュ』、演奏シーンに特別違和感はないです。

思うに、人気の浜田光夫氏に楽器を持たせずタンバリンな所が、おそらく全くエレキは弾けないであろう田中邦衛氏や黒沢年男氏に、ステージでエレキを持たせ立たせる「エレキの若大将」より音楽的かなと。

楽器に限りませんが、スポーツでも上手い下手は別にして本当にやってる人とやってない人って、観る人が観るとわかっちゃいますからね〜。

で、倉庫での練習が会社側からのクレームで出来なくなった『ヤングアンドフレッシュ』は、山内賢氏演じる金持ちの豪邸でやるのですが、受験勉強をしてる太田雅子さん演じる妹に激怒され追い出される。

そして見つけたのが教会。何故か?教会が封鎖されてるという、本当かよ〜って話ですが、まぁ〜そこは映画ですので深い事は良いとして、ここにやってくるのが当時16歳のジュディ・オングさん。

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この謎の美少女が、いきなり歌い踊るご機嫌なロックンロール!「セイママ」が、「青春ア・ゴーゴー」の最高のシーン!見せ場と個人的には思っています。


倉庫での歌唱&演奏が、途中から何故か?ザ・スパイダースとの合同演奏シーンになり(映画ですので)、ゴーゴーを踊り歌うジュディ・オングさん、無茶苦茶!カッコいいんです。

これで16歳とは凄い!このジュディ・オングさんは最高に素敵!

まぁ〜個人的に、当時のジュディ・オングさんは1966年、1967年の東映アニメ「サイボーグ009」で003=フランソワーズ・アルヌールの声をやっていたので、とても思い入れが強いです。

ちなみにジャズ喫茶シーンで、一瞬ですが歌手の高木たかし氏が「東京・ア・ゴーゴー」という、こちらも青春歌謡を歌ってますが、この曲のレコーディングはザ・スパイダース

作詞の水島哲氏は、平尾昌晃氏の「星はなんでも知っている」、西郷輝彦氏の「君だけを」、布施明氏の「霧の摩周湖」、そして私も大好きなザ・ランチャーズの「真冬の帰り道」等を手がけた方です。

作曲の米山正夫氏は東洋音楽学校の和田浩治氏の先輩にあたり、美空ひばりさんの「リンゴ追分」「車屋さん」や、水前寺清子さんの「三百六十五歩のマーチ」を作られてます。

映画版「勝ち抜きエレキ合戦」の「エレキの若大将」と「青春ア・ゴーゴー」 

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で、「青春ア・ゴーゴー」のもう一つの見せ場は、ナイトクラブでのザ・スパイダースの演奏で踊る外人女性グループ!ラスベガス・ゴーゴー・ガールズのスイム、ゴーゴー、モンキー、ツイストのダンス!
 
このシーンも圧巻で、普通に男なら嬉しいシーン。女性達がセクシーでカッコいいのですが、インストでのザ・スパイダースのパンキーなサウンドが、また良く似合ってる。

私的には「青春ア・ゴーゴー」は、ジュディ・オングさん歌い踊る「セイママ」と、 ザ・スパイダースの演奏で踊る
ラスベガス・ゴーゴー・ガールズだけでも、一見の価値ある映画と思っております。


そして物語は「エレキの若大将」も「青春ア・ゴーゴー」も似たようなもので、組んだエレキバンドで当時人気だったTV「勝ち抜きエレキ合戦」のようなコンテストに、両方とも出るという流れです。

「エレキの若大将」も「青春ア・ゴーゴー」も、家族は自分達の身内がテレビに出る事を知らず、エレキ合戦のテレビを観ていて、若大将のパパ(有島一郎氏)も山内賢氏演じるボンボンの爺様も文句たらたら。

ところが!自分の兄貴がブラウン管に登場してるのを共に妹が見つけ、この爺様も豹変の大喜び。「エレキの若大将」ではお婆ちゃん役の飯田蝶子さんが大騒ぎと、正にテレビが偉かった時代を表しています。

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で、「エレキの若大将」は、エレキ合戦で10週勝ち抜くわけですが、更に!若大将の作った「君といつまでも」が売れて、そのお金で何と!潰れた「田能久」を立て直すという凄いお話なんです。

当然、若大将シリーズですから、エレキだけじゃなくお馴染みのスポーツシーンがあるわけで、音楽のプロとして活動してた若大将でも大学は除籍になっておらず、最後はアメラグの対抗戦。

なんと!若大将は澄子さんのいる日光から、一緒にヘリコプターに乗って都内の試合場にやってきて、途中参加して劣勢だった京南大学を逆転勝ちさせてしまう、正に!スーパーヒーロー。

この試合、エレキ合戦で「悪いもん」だったマッシュルームカットのジェリー藤尾氏のバンドや、エレキ合戦で負けた女性バンド『アイビーシスターズ』の女性達が応援するシーン。とても美しいです。

その『アイビーシスターズ』のドラムは、後の加山雄三氏の奥様の若き松本めぐみさんでした。

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一方、「青春ア・ゴーゴー」も10週勝ち抜くわけですが、ジュディ・オングさん演じる謎の美少女だけプロにスカウトされ、他の『ヤングアンドフレッシュ』のメンバーは複雑に動揺しちゃう。


この辺が同じ青春エレキ映画でも、東宝の夢のようなお話の「エレキの若大将」と、日活の社会派の切実としたお話の「青春ア・ゴーゴー」との大きな違いです。

「エレキの若大将」は、若大将と蕎麦屋の出前持ちの隆だけがプロ活動を始めても、他のメンバーは大学生ですから、普通に大学行ってアメラグの練習をすれば良いわけですが、「青春ア・ゴーゴー」は違う。

特に大学行くより本当はプロドラマーになりたい、ちょいと鼻っ柱の強い男役の和田浩治氏は、プロにバンドとして呼ばれなかった事に心中穏やかではない。

また、昼間働く二人は会社から本採用の話も来ているので、今までのようにバンドは出来ないと言い出し、二浪は嫌なので浪人二人も再び真面目に予備校に通い出し、なんとなーくバンドは宙ぶらりん。

そんなバンドリーダーの金持ちのボンボン役の山内賢氏と、一人だけプロデビューが決まった女の子役のジュディ・オングさんの苦悩の神宮外苑、絵画館前の会話シーン、こちらも美しくて好き。

そして「青春ア・ゴーゴー」のラストは、ジュディ・オングさん演じた女の子のプロデビューライブが、ザ・スパイダースと『ヤングアンドフレッシュ』による、ゴーゴーフェスティバルでの合同演奏に決定。


バラバラになっていた『ヤングアンドフレッシュ』が結集し、ライブで大盛り上がりなのですが、繰り返しますが「青春ア・ゴーゴー」は楽曲がちょいとね〜😭

当時の日活の『ヤングアンドフレッシュ』ものは、他にも何作もありますが、同じようなバンド演奏のエンディングでも「二人の銀座」は、やはり楽曲が良いので、こちらは盛り上がりましたけど、う〜ん。

ちなみに司会役は若き頃の藤村俊二氏ですし、和田浩治氏と田辺昭知氏のドラム合戦シーンもあり、ジュディ・オングさんも可愛いし見どころはありますが、しつこいですが楽曲が青春歌謡ですからね〜。

このへんが「エレキの若大将」の加山雄三氏の「夜空の星」「君といつまでも」、そしてインストの「ブラック・サンド・ビーチ」のカッコ良さの差かな〜?

ある時期から日本全国のオヤジバンド、爺さんバンドが「二人の銀座」含めザ・ヴェンチャーズや加山雄三氏の楽曲はレパートリーにしても、「青春ア・ゴーゴー」を演ってるのを聴いた事ないですからね〜。

 

当時の『ヤグアンドフレッシュ』出演映画は、この後すぐ「キューティ・パイ」のジョニー・ティロットソンがゲスト出演している「涙くんさよなら」が上映されています。

 

出演者は「青春ア・ゴーゴー」同様、ザ・スパイダースジュディ・オングさん、太田雅子さん等で、初代ジャニーズも歌った「涙くんさよなら」はヒットしています。

 

1967年に入っても、前年夏の大ヒット曲を題材にした映画「二人の銀座」には、ジャッキー吉川ブルーコメッツヴィレッジ・シンガーズが出演しており、正に時代はグループサウンズブーム突入。

 

更に同年のザ・スパイダース映画「ザ・スパイダースのゴーゴー・向こう見ず作戦」、ザ・スパイダースのヒット曲を題材にした「夕陽が泣いている」にも、『ヤングアンドフレッシュ』は出演しています。

 

 

 

と、『ヤングアンドフレッシュ』ものは大人になってから全て観ておりますが、やはり「青春ア・ゴーゴー」だけ、楽曲がね〜(しつこいか)。楽曲させ良ければ、とても良い映画なんですが😭


で、最後になりますが、「青春ア・ゴーゴー」のラストのゴーゴーフェスティバルの会場は、今は移転した昔の日本青年館です。

そして、こちらも今は国立競技場の一部になってる明治公園と国立競技場の間の道で、太田雅子さんを追いかける山内賢氏と浜田光夫氏で映像はストップ。完。

「エレキの若大将」は、立て直した「田能久」でのパーティのハッピーエンドで完。 後味の悪い映画、バッドエンド好きでも、こういう平和で呑気な終わり方の映画も好きです!

 

というわけで、年齢問わずエレキファンは一度は観てほしい「エレキの若大将」「青春ア・ゴーゴー」の紹介でした。