
が、前の組で首位タイのアメリカのジャック・レナーがバーディを奪い、青木功氏は1打差の2位となり挑んだ最終18番ホールはパー5です。
1打目、2打目、「世界の青木」も流石にプレッシャーだったのか?ともにラフ。
青木功氏は3打目をグリーン、ピン傍に寄せ1パットでバーディを奪って、ジャック・レナーとプレイオフ。2パットのパーセーブなら2位で終了。
青木功氏万事休す!ジャック・レナー優勝目前でした。
おそらく笑顔のジャック・レナーはこの時、自分の優勝を確信し、スコアカードを提出していた事でしょう。
が!流石は!!「世界の青木」、次の瞬間見せました!!
3打目は見事にグリーンをとらえ、ボールはなんと!そのままカップイン。
見事!イーグルで青木功氏、逆転優勝!!
PGAツアー=アメリカ合衆国を中心に展開する名実ともに世界一のゴルフツアーで、日本人が初めて!優勝した青木功氏、この時40才。日本中のゴルフファンを、熱狂させたものでした。
松山氏、当時未だ22才!!
「世界の青木」、青木功氏が1988年のマスターズから90年の全米オープンまで記録した、メジャー出場8試合連続予選通過の、日本人最長記録を既に松山氏は若くして更新しております。
松山氏の、更なるPGAツアー優勝を目指していただきたいと思います。