2023年現在、早稲田実業=早実は春21回、夏29回の甲子園出場を数え、春夏各々優勝1回、準優勝1回の、高校野球ファンなら知らない人はいない野球強豪校です。
が、夏は2015年、春は2017年を最後に甲子園から遠ざかっています。
現在、日本ハムファイターズの清宮幸太郎氏が早実1年夏(ベスト4)、3年春がそれで、彼が卒業後、早実は春夏共に甲子園出場はありません。
夏の西東京大会では、清宮幸太郎氏3年最後に決勝進出しましたが、2年前に決勝でやぶった東海大菅生にやぶれ、それ以来決勝進出はなく、最高は2019年、2022年、2023年の準々決勝敗退。
春の選抜の重要参考大会の秋季大会も、2018年、2023年に準決勝進出してますが共にここで敗退しており、決勝進出はありません。
とは言え、夏の西東京大会は準々決勝、秋の東京大会では準決勝と、東京の強豪校対決になるまでは勝ち上がっているので、突然!早実が弱くなったわけではないようです。
2017年、清宮幸太郎氏3年最後の夏の決勝で負けた東海大菅生は、この年全国ベスト4まで勝ち上がっており、以降、西東京はその東海大菅生と日大三、國學院久我山の3校が交代で夏は出場。
でも過去に、早実は最長で1963年春の選抜を最後に、1975年の夏の大会に出場するまで12年間、甲子園から遠ざかっていた時期があります。
そう思うと2017年の春の選抜が最後ですから、2024年春でまだ7年。
高校野球にありがちですが、超高校級選手が一人、二人いると、その子に引っ張られ甲子園に出る事は多いので、そういう子が早実に現れるのを期待したいと思います。