映画「レオン」の原型とも言われる「グロリア」に出演してたジーナ・ローランズは、70年代の人気ドラマ、刑事コロンボ「ビデオテープの証言」に出てた

 

日本公開1981年の映画「グロリア」で、主演のグロリア・スウェンソンを演じたジーナ・ローランズが、1975年に人気のテレビシリーズ「刑事コロンボ」の「ビデオテープの証言」に出てました。

「グロリア」って1999年に、シャロン・ストーン主演でリメイクされてますし、1994年の大ヒット映画「レオン」の原型とも言われてる映画です。

が、なぜか?、あまり日本ではヒットしなかった。

当時の日本の女優たちは、「グロリア」のジーナ・ローランズみたいな役をやりたいって、けっこう思ってた人多かったそうですが、大衆にはこの映画、浸透しなかったです。

やはり当時、既に50歳を迎えてたジーナ・ローランズ、今でこそ美魔女だの熟女だのと、中高年女性がもてはやされてますが、1981年の日本に、そういう文化なかったからねー。

五月みどりさんが30後半でヌードになった、ロマンポルノになったって、大々的に話題になってたぐらいですから、50歳超えたジーナ・ローランズのアクション映画というのは、当時の日本人には無理だったのでしょうね。
 
で、話し変わって「刑事コロンボ」。

刑事コロンボ」の魅力の1つに「出演女優が美人!」が、ボクはあると思ってます。

「ビデオテープの証言」のジーナ・ローランズは、犯人の妻であり、殺害されたママの娘役。当時40代半ばですが、とても美しいです。

で、、、

刑事コロンボ」シリーズ出演の1年前、1974年に映画「こわれゆく女」で、ジーナ・ローランズコロンボ警部=ピーター・フォークと共演。ラブシーンもやってます。

刑事コロンボに、俳優&監督のシーナ・ローランズのご主人も出てた

で、ジーナ・ローランズって、27歳になる1957年にデビューしてるのですが、その時はもう結婚してた、人妻デビューでした。

彼女のご主人は、演技を共に学んでたアメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツで出会った、俳優であり監督であるジョン・カサヴェテス

そして「こわれゆく女」「グロリア」共に、 ジョン・カサヴェテスが監督をやってます。

ちなみにジョン・カサヴェテスは、「刑事コロンボ」シリーズで犯人役で登場してます。

コロンボファンならタイトルですぐわかります。 「黒のエチュード」。

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「黒のエチュード」で、奥さんとの離婚と再婚を迫った愛人女性のピアニストを殺害する、高名なオーケストラの指揮者役が、 ジョン・カサヴェテスでした。

で、この「黒のエチュード」も女優が綺麗!!

指揮者の妻役のブライス・ダナー↑、殺害されるピアニスト役のウエルズ:アンジャネット・カマー。二人とも美しくて、とても良いですね〜♪

最後になりますが、ジーナ・ローランズジョン・カサヴェテス夫妻、ハリウッドでは珍しく1989年にジョン・カサヴェテスが肝硬変で59歳で他界するまで!離婚することなく、添い遂げてます。

 

1973年、キャロルのファーストアルバム&ライブで日本でもお馴染みになった「グッドオールドR&R」(Good old R&R)は、キャロルは誰のヴァージョンをカヴァーしたのだろう?

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日本のキャロルファンには、キャロルのカヴァーナンバーでお馴染み!「グッドオールドR&R」(Good old R&R)。

おそらく多分、キャロルは1960年代に本国イギリス、そしてアメリカで大人気だったデイヴ・クラーク・ファイヴのヴァージョンをカヴァーしたと思われます。

時期的に同じ頃と思われますが、Cat Mother というグループがデイヴ・クラーク・ファイヴと同じような感じでやっておりますが、当時の日本で(今も) Cat Mother というグループの認知度が果たしてどれほどだったのか?、、、

ボクは疑問なので、おそらく多分、日本でも有名だった!デイヴ・クラーク・ファイヴの方を参考にしたのではないかと、思っております(キャロルメンバーの証言等、ありませんが)。

 

で、当サイトで繰り返し説明しております。

日本で今のようにチャック・ベリーバディ・ホリーが1950年代後半のアメリカのR&R(R&B)ブームの中心人物だと知られるようになるのは、1964年にザ・ビートルズのレコードが日本でも発売されるようになってからです!

ザ・ビートルズがカヴァーしたヴァージョン、そしてザ・ビートルズのメンバーが彼等から受けた影響をマスメディアで口にするようになって、日本でチャック・ベリーバディ・ホリーが注目されたんです。

リアルタイム日本のロカビリーブームの1950年代後半は、日本ではチャック・ベリーバディ・ホリーではなく、エルヴィス・プレスリーは別にして、ポール・アンカニール・セダカのポップスが人気。

チャック・ベリーバディ・ホリーは、日本のロカビリーブームで人気ではありませんでした。

 

又、ザ・ビートルズ日本レコードデビュー後、日本にも多くのイギリスのバンドが紹介されるわけですが、日本人にとってデイヴ・クラーク・ファイヴと言えば、なんと言っても「ビコーズ」(Because)。

このメロディアスでソフトな曲のデイヴ・クラーク・ファイヴが、強烈なR&Rメドレーをやっていたと知ってる人は、当時、かなり少なかったと思われます。

なので、キャロルの矢沢永吉氏か?ジョニー大倉氏か?はたまた内海利勝氏か?、、、

誰の「おススメ」で、この曲をキャロルがやりだしたのか?メンバーの証言がないので、ボクはわかりませんが、時代を考えるとかなり!マニアックな選曲だったと思われます。

勿論、ボクもご多分にもれず!リアルタイム1973年、キャロルのファーストアルバムで、こちら「グッドオールドR&R」は、初めて知りました。

で、そのデイヴ・クラーク・ファイヴは1970年に解散。

強烈なファンの方はともかく、その後メンバーの活動は、殆どの人は知る事もなく、又、グループそのものも70年代、80年代になると忘れ去れて行ったのは、否めませんでしたね。

 

 

森田健作氏は大ヒットだった「おれは男だ!」のすぐ後の青春もの、「青春を突っ走れ」も「あしたに駈けろ!」も「おこれ!男だ」も、全てこけてんだよね〜

 

1972年、フジテレビ系列で放映された学園ドラマ「青春を突っ走れ」は、「おれは男だ!」で大ブレイクした森田健作氏、「アテンションプリーズ」で人気者になった紀比呂子さん。

更には、吉沢京子さんと沖雅也氏と共演した「さぼてんとマシュマロ」、シングルレコード「ポーリュシカ・ポーレ」を大ヒットさせ人気者になった仲雅美氏、そして売り出し中の郷ひろみ氏の共演。

「青春を突っ走れ」は、正に!当時の青春スター揃い踏みドラマでしたが、ヒットしなかった。

日本テレビ系列の人気ドラマ、「おれは男だ!」の最終回は1972年2月13日。沖雅也氏が出演して人気者になった、日本テレビ系列「サボテンとマシュマロ」の最終回も、同年3月25日。

そして、フジテレビ系列で「青春を突っ走れ」が放映開始になったのが、同年4月3日でした。

フォーリーブスの弟分」という売り込みだった、当時ジャニーズ所属の郷ひろみ氏が、「男の子女の子」で歌手デビューするのが同年8月。

なので、「青春を突っ走れ」放映開始時点での人気は、圧倒的に!森田健作氏と仲雅美氏が抜けていて、まだ郷ひろみ氏は、売り出し中で、それほどじゃなかったわけです。

と・こ・ろ・が!、、、

「おれは男だ!」と「サボテンとマシュマロ」の人気者の二人、森田健作氏と仲雅美氏の「青春を突っ走れ」は不発。わずか3ヶ月で放映打ち切り。

そしてすぐ!森田健作氏と郷ひろみ氏の「あしたに駈けろ!」が、同年8月から放映開始。女性タレントも人気の鳥居恵子さん、栗田ひろみさんを起用しています。

更に!「おれは男だ!」のお母さん役の津島恵子さん、お爺ちゃん役の笠智衆氏までも投入したのですが、こちらも不発で僅か8話で終了。

で、この後!郷ひろみ氏はシングルデビュー曲の「男の子女の子」が大ヒット!トップアイドルの道が、スタートするわけです。

一方、日本テレビ系列は「おれは男だ!」のヒット後、もう1本「飛び出せ!青春」をヒットさせ、その後番組に、再び!森田健作氏を起用。

その番組の「おこれ!男だ」は、「おれは男だ!」の森田健作氏、「飛び出せ!青春」の石橋正次氏の、こちらも当時の二大青春スター共演で話題になり、1973年2月25日より放映しましたが、こちらも不発。


おそらく、還暦超え爺2年生のボクと年が同じ、近い人で、 「青春を突っ走れ」も「あしたに駈けろ!」も「おこれ!男だ」も、知ってる人、殆どいないでしょう(笑)。

それほど!3作とも、驚くほど不発でしたから。

というわけで、森田健作氏が青春スターをやれたのは、実は短かったです。 

というか「おれは男だ!」以前に、既に森田健作氏は、松竹で映画に10本ぐらい出ていました。

しかし、そのどれも大ヒットしたわけではないので、もし「おれは男だ!」も、ヒットしなかったら、森田健作氏って、どんな存在だったのかな?と、思うことがよくあります。

だから、、、

1992年より、政治の世界に移行し今に至ってるのは、森田健作氏は、大正解だったと言えますね。

スマイリー小原とスカイライナーズ、ツイスト男!藤木孝氏、そして倍賞千恵子さん

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「刑事コロンボ」は1作目の「殺人処方箋」から美女登場、思い上がった高飛車な犯人のパターンは固まってますね〜♪

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名作!「刑事コロンボ 」の記念すべき1作目、1968年のパイロット版「殺人処方箋」でヒロインを演じたニナ・フォック

当時23~24歳のニナ・フォック、美人ですね♪ 

ちょっと今で言えばメンヘラ風の美人で、精神科医の愛人で売れない女優役(のわりに、プール付きの凄い邸宅に住んでますが)が、ぴったりハマってます。

ニナ・フォックがどんな女優さんなのか?残念ながらボクは知らないのですが、「刑事コロンボ」は美女の出演が多いは、1作目、パイロット版からやってますね。

美女とサスペンスは、美女とホラーと同じぐらい!相性が良い。

そして犯人がだいたいエリートや金持ちで、公僕の見た目の冴えない、マヌケを装う刑事コロンボピーター・フォーク)を見下し、甘くみて、或いは余計な小細工をして、そしてボロを出して犯行がバレるというパターンも、 1作目、パイロット版からやってます。

唯一つ違うのは!、、、

コロンボ警部が、髪型もちゃんとしてるしスーツもこざっぱりしていて、あの!ヨレヨレコートにボサボサ頭でないところ(笑)。

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まぁ〜冒頭のタイトルバックも、当時流行りの007シリーズというか、ハードボイルドというか、その後の「刑事コロンボ 」とは、かなり違いますが、、、。 

時代がそんな時代だったって事と、まだコロンボ警部の「マヌケ」な後のイメージが、固まってなかったのでしょうねー。

で、、、

日本で「刑事コロンボ 」が、NHKで放映されたのは1972年。

日本でクリント・イーストウッドの「ダーティハリー」、ジーン・ハックマンの「フレンチ・コネクション」が映画上映された年で、当時テレビ放映された刑事ドラマ、「太陽にほえろ!」の歴代の「はみだし刑事」設定は、こちらの映画の影響は大!

山さん、長さんに若干のコロンボ警部の影響を、鑑みることができます。

そしてその後の「夜明けの刑事」の坂上二郎氏演じた刑事や、「非情のライセンス」で左とん平氏が演じた刑事は、多分に!刑事コロンボの影響が感じられるほど、 「刑事コロンボ 」は大ブームになりました。

「キャノンボール」。バブルに向かって一直線!浮かれ気分の日本人にマッチした、 1982年正月を飾ったオールスターおバカ映画!

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1982年の正月映画、日本全国大ロードショー、オールスターおバカ映画「キャノンボール」。

1982年の配給収入で、「ミラクル・ワールド ブッシュマン」「セーラー服と機関銃」に続いて「キャノンボール」は3位!

あの!ロッキーシリーズの一応、当時としては三部作のラストだった「ロッキー 3」、スティーヴン・スピルバーグの「レイダース失われたアーク《聖櫃》」よりも、興行成績は良かった。

正直、そんなには素晴らしい映画ではないのですが(笑)、そこはオールスター、更にスーパーカーブームだった日本、映画に登場する車は正に!そのブームのど真ん中の名車揃い!

更に!
このポスター!、、、

真ん中はファラ・フォーセットのように錯覚させてますが、ファラ・フォーセットはノーブラ乳首くっきりの、男に優しい役を演じてますが、役は今で言うメンヘラ風のカメラマン役。


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このポスターの勇ましい女レーサーのような衣装出演シーンはありませんし、そもそも不法街道レーサーの一人ではありません。

ポスター詐欺です(笑)。

実際の映画のこの衣装は、オールスターとしては、ましてやポスター の真ん中にするには、ちょいとネームバリューの弱いタラ・バックマンが着ています。

まぁ〜ポスター 右側に登場してるエイドリアン・バーボーと、タラ・バックマンの衣装が色違いなのはご愛敬ですが、ボクはファラ・フォーセットが不法街道レーサー役のこの衣装で出演してると思って観ましたからねー。

そういうマヌケも含め(笑)、「キャノンボール」は大ヒットしました。

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日本組として出演してるのは、ジャッキー・チェンとマイケル・ホイで、スバルの4駆乗ってます。

当時の日本人のイメージなのでしょう、コンピューターが得意でエロ動画を好む、、、

今どうなんでしょうね、日本人の海外のイメージにコンピュターってあるのかな?エロ動画はともかく(笑)。

というわけで、こちら「キャノンボール」はアメリカでもヒットしたので3作目まで作られてますが、オールスターと言えるのは2作目まででしょうかしらね。

 

日本公開1991年の映画「ニキータ」。主演のアンヌ・パリローは、当時既に三十路を越えたママさんだった

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1990年製作、日本公開1991年のフランス、イタリア合作映画「ニキータ」を久しぶりに観ましたが、いやーいつ観ても「レオン」同様、この映画はせつなくて、本当に傑作ですねー!

しかし、あれからもう27年かーって感じ。年くう筈だ。

で、改めて wikipedia で調べたら、主演のニキータを演じたアンヌ・パリローって当時、もう三十路越えてたんですねー。

三十路越えで二十歳前のいかれたパンクネーちゃんを最初演じてて、それなりに絵になってたんだから、凄いもんですねー。

しかも製作前に、既に監督のリュック・ベッソン↓と結婚していて子供もいた、アンヌ・パリローはママさんだったのにも、二度驚きました(映画完成後、離婚してるそうですが)。

 


まあ、ジェーン・バーキン系の貧乳スレンダーのニキータを演じたアンヌ・パリロー、とにかく良いですね。

ハリウッドでリメイクした「アサシン」のブリジット・フォンダも貧乳スレンダーだったけど、全くアンヌ・パリローの存在感にはかないませんでしたねー。

あのせつないラストも、如何にもハリウッド的にかわっちゃってたし、、、。

 

 

で、

リュック・ペッソンは「ニキータ」の4年後に、アメリカ・フランス合作の、あの!ボクも大好きな「レオン」も撮ってる監督なので、2014年の「LUCY/ルーシー」、、、

こちらもボクも大好きなスカーレット・ヨハンソンが主演につき、大いに期待して少し前に観ましたが、、、

まあ、こちらの期待値が高過ぎたのかもしれませんが、、、

スカーレット・ヨハンソンは素敵でしたし、途中迄は楽しめたけど、、、

ニキータ」や「レオン」のような、感動は受けなかったなー。