1973年、キャロルのファーストアルバム&ライブで日本でもお馴染みになった「グッドオールドR&R」(Good old R&R)は、キャロルは誰のヴァージョンをカヴァーしたのだろう?

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日本のキャロルファンには、キャロルのカヴァーナンバーでお馴染み!「グッドオールドR&R」(Good old R&R)。

おそらく多分、キャロルは1960年代に本国イギリス、そしてアメリカで大人気だったデイヴ・クラーク・ファイヴのヴァージョンをカヴァーしたと思われます。

時期的に同じ頃と思われますが、Cat Mother というグループがデイヴ・クラーク・ファイヴと同じような感じでやっておりますが、当時の日本で(今も) Cat Mother というグループの認知度が果たしてどれほどだったのか?、、、

ボクは疑問なので、おそらく多分、日本でも有名だった!デイヴ・クラーク・ファイヴの方を参考にしたのではないかと、思っております(キャロルメンバーの証言等、ありませんが)。

 

で、当サイトで繰り返し説明しております。

日本で今のようにチャック・ベリーバディ・ホリーが1950年代後半のアメリカのR&R(R&B)ブームの中心人物だと知られるようになるのは、1964年にザ・ビートルズのレコードが日本でも発売されるようになってからです!

ザ・ビートルズがカヴァーしたヴァージョン、そしてザ・ビートルズのメンバーが彼等から受けた影響をマスメディアで口にするようになって、日本でチャック・ベリーバディ・ホリーが注目されたんです。

リアルタイム日本のロカビリーブームの1950年代後半は、日本ではチャック・ベリーバディ・ホリーではなく、エルヴィス・プレスリーは別にして、ポール・アンカニール・セダカのポップスが人気。

チャック・ベリーバディ・ホリーは、日本のロカビリーブームで人気ではありませんでした。

 

又、ザ・ビートルズ日本レコードデビュー後、日本にも多くのイギリスのバンドが紹介されるわけですが、日本人にとってデイヴ・クラーク・ファイヴと言えば、なんと言っても「ビコーズ」(Because)。

このメロディアスでソフトな曲のデイヴ・クラーク・ファイヴが、強烈なR&Rメドレーをやっていたと知ってる人は、当時、かなり少なかったと思われます。

なので、キャロルの矢沢永吉氏か?ジョニー大倉氏か?はたまた内海利勝氏か?、、、

誰の「おススメ」で、この曲をキャロルがやりだしたのか?メンバーの証言がないので、ボクはわかりませんが、時代を考えるとかなり!マニアックな選曲だったと思われます。

勿論、ボクもご多分にもれず!リアルタイム1973年、キャロルのファーストアルバムで、こちら「グッドオールドR&R」は、初めて知りました。

で、そのデイヴ・クラーク・ファイヴは1970年に解散。

強烈なファンの方はともかく、その後メンバーの活動は、殆どの人は知る事もなく、又、グループそのものも70年代、80年代になると忘れ去れて行ったのは、否めませんでしたね。