ヒッチコック映画の「鳥」で鳥に惨殺されるスザンヌ・プレシェットは、70年代になって「刑事コロンボ」シリーズの「ホリスター将軍のコレクション」に出演していた！

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1962年、当時テレビドラマ「サーフサイド6」「ハワイアン・アイ」で人気抜群だったトロイ・ドナヒューとの共演、「恋愛白書」で有名になったスザンヌ・プレシェット。

翌1963年には、ヒッチコック監督の有名な「鳥」で、ヒロインのメラニー（ティッピ・ヘドレン）と友達になった、アニーを演じてます（鳥の襲撃受け、無残に殺されちゃう役）。

そして、1964年にはトロイ・ドナヒューと結婚。

スザンヌ・プレシェットは、日本の映画雑誌「スクリーン」の表紙を飾ったほど、将来期待された女優でした。

が、、、

トロイ・ドナヒューとすぐ離婚。

時代はイギリスのザ・ビートルズのアメリカ大旋風によって、アメリカの若者達の価値観が変わっていった。

その結果、映画もアメリカンニューシネマの時代になり、それ以前のハリウッド型の美男美女は否定されるようになったのも、スザンヌ・プレシェットは運が悪かった。

これ、トロイ・ドナヒューもしかり。

で、1971年、時代はそんなヒッピーフラワームーブメントも、ひと段落した時期。

既に忘れ去られちゃった感のあったスザンヌ・プレシェットは、テレビの人気シリーズ「刑事コロンボ」にゲスト出演↓。

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題名「ホリスター将軍のコレクション」で、将軍の殺人事件を、たまたまヨットから見ちゃう目撃者であり、その後、将軍に懐柔され、将軍の味方になっちゃう、ちょいと幸薄い女を演じてました。

一方、こちらは完全に忘れ去られていたトロイ・ドナヒューも、コッポラ監督の「ゴッドファーザーPARTⅡ」で、タリア・シャリア演じるコニーの、無礼で失敬な恋人役で登場してます。

が！！！しかし、、、

「恋愛白書」の頃は、ちょいと世界の人気者だったお二人（日本でも）なのに、話題になることはなかったですね。

栄枯盛衰か、、、

トロイ・ドナヒューは2001年65歳、スザンヌ・プレシェットは2008年70歳で、天に召されました。

が、日本のマスメディアで、お二人の死亡ニュースが取り上げられてた記憶は、ボクはないですね〜。