映画「大脱走」の、有名なドイツ兵役お二人!

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映画「大脱走」で、ジェームズ・ガーナー演じる調達屋のヘンドリーに、いいように利用されるマヌケながら、脱走用のトンネルを発見した、捕虜収容所のドイツ兵看守役を演じたローベルト・グラフ。

そんなローベルト・グラフは、収容所所長を演じたハンネス・メッセマーと共に、収容所内でのドイツ兵として台詞も出演シーンも多く、エンディングにも顔と名前がしっかり出ていましたね〜。

ちなみにローベルト・グラフは、1923年生まれのドイツ人で、所長を演じた同じくドイツ人、1924年生まれハンネス・メッセマーより1才年上!

看守という役どころと、役のウェルナーがマヌケだったせいか?若く感じたので、ドイツ軍将校で収容所所長、重厚な役どころだったハンネス・メッセマーより1才年上だったのは、ちょいと意外でした。

というわけで、年齢的にこのドイツ人お二人は、第二次世界大戦を、あの!アドルフ・ヒトラーナチスドイツの兵隊として従軍し、東部戦線で戦っています。

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で、ドイツの役者さんなので、日本では馴染みが薄いハンネス・メッセマーは、ヘビースモーカーで大酒飲だったそうで、1980年代に喉頭癌を患ってます。

結局、役者にとって生命線でもある喉をやられてしまったので、ハンネス・メッセマーは声が小声しか出なくなり俳優を引退し、1991年に心臓発作で67歳で他界。
 
一方、ローベルト・グラフは、1963年に「大脱走」が公開、世界的ヒットになって僅か3年後に、ミュンヘンで、こちらも癌のため43歳で亡くなっています。