ニコール・キッドマン、シャーリーズ・セロン、マーゴット・ロビーの熟女共演の華のある映画「スキャンダル」

 

 


日本公開2020年のアメリカ映画「スキャンダル」は、人妻熟女好きの助平爺のツボ!の綺麗どころ衆だらけの素敵な映画でした💕

物語は、アメリカの超有名な!FOXニュースの創立者で元CEOのロジャー・エイルズのセクシャル・ハラスメントに対する、実際にあった女性達の告発を描いています。

今や有名な、誰かが告白したら「私も!」と名乗りです「#MeToo運動」の先駆けになった事件ですね。

主演は、実際のニュースキャスターであり政治コメンテーターのメーガン・ケリーを演じた40代のシャーリーズ・セロン

もう一人が、ジャーナリスト・作家のグレッチェン・カールソンを演じた50代のニコール・キッドマンと、まずこの二人だけで長年のハリウッド映画好きのおっさん、爺さんは十分でしょ(笑)。 

更にFOXの職員、もうちょっと若い撮影時は三十路手前のケイラ役のマーゴット・ロビー

この方は日本公開2014年の映画、レオナルド・ディカプリオ主演の「ウルフ・オブ・ウォールストリート」でも、その美貌・美脚をいかんなく発揮しましたね〜♪

という具合に「スキャンダル」は、男にはとても目に優しい女優達が全編!出演している、華やかな映画です。

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↑本物のメーガン・ケリー(上)も、元ミス・アメリカのグレッチェン・カールソン(下)も、なかなかアメリカらしいブロンド熟女。

というか、そうじゃないとビジュアルがものを言うテレビ出演は古今東西、難しいわけで、出演者は華やかですが「スキャンダル」の内容はシリアスです。

ただ、まぁ〜ね〜、、、

男が職権を振りかざし女性を口説いてやっちゃうとセクシャル・ハラスメント、一歩間違えればレイプで、女性が色香を撒き散らして男を口説いてやっちゃうと枕営業

共に女性はその結果、それなりの権益を得られるわけですが、訴えられた男の場合「性犯罪者」だから、本人は自業自得にしても家族は、みっともなくてたまったもんじゃない。

で、この映画に限らず、この手の「男と女の話」はどこの世界でもありそうな話で、日本の芸能界もよく聞くお話。 

というか、そんなに大衆に人気があるとも思えない女性が、なんだかメディアの露出が妙に多かったり、ネットニュース含め、何かと話題になるのは普通に力ある男とやってるからでしょ(笑)。

それが、セクシャル・ハラスメントなのか?枕営業なのかわかりませんが。


ホリエモン堀江貴文氏もYouTubeで、みんな不倫なんてやってると普通に述べてますし、青汁王子=三崎優太氏も金持ちの殆どは女遊びしてると、これもYouTubeで公言してます(笑)。

その辺はまぁ〜、女性にはお叱りをうけてしまうと思いますが、昔から変わらないのですよ。というか「女にモテたくて」男はその仕事を頑張ってるってところ、多分にありますからね〜。

だからモテる男、遊んでる男は、独身でも妻帯者でもびっくりするぐらいモテますし遊んでます。

なので、まぁ〜ね〜、、、

有名人の有名税ですけど、成人超えた大人で両者合意ならが前提で、例え不倫・浮気でも、誰も幸せにならないんですから、週刊誌も暴かない方が良いんじゃないかと私も思うのです。

が、これがセクハラ、パワハラになると話は別。

助平爺の私でもレイプは論外、セクハラ・パワハラの類の話は「人として」不快ですからね〜。こっちは叩かれても暴かれても、しょうがない。というか、むしろ暴いた方が良い。

FOXを震撼させた、ドナルド・トランプ登場!

で、この映画の邦題は「スキャンダル」と、なんとなく原題のようですが、これが違って原題は「Bombshell」。

爆弾と巨乳の「かわいこちゃん」を合わせたスラングだそうで、正にこの映画はそのタイトル通りで、女性達の告発で絶対的権力者のロジャー・エイルズが、吹っ飛んでしまった物語です。

FOXは、共和党を宣伝する為の放送局として有名。

なので大統領予備選で共和党の立候補なのに共和党を徹底批判し、共和党支持者から「よく言った!俺も私もそう思ってた!」と喝采を浴びたドナルド・トランプ登場は、FOXを震撼させます。

共和党のための放送局のFOXのシャーリーズ・セロン演じるメーガン・ケリーは、トランプなど予備選に勝てるわけがないとなめていた事もあり、女性蔑視発言でトランプと徹底的に対立。

ところが予備選でトランプが勝ち共和党候補になりそうになってから、FOXとそこで働く女性達の様相が一変。そして、その最中に起きたのがロジャー・エイルズのセクシャル・ハラスメント疑惑です。

訴えでたのがニコール・キッドマン演じる、ジャーナリストで作家のグレッチェン・カールソン。

だから「スキャンダル」は、トランプ大統領誕生の頃の物語なので、日本にとってもついこないだのお話なんです。

小室哲哉氏ファンにはお馴染み、ルパート・マードックも登場


というわけで、非常に自業自得とは言えみっともない職歴の終わり方になったロジャー・エイルズは、解雇後はトランプ米大統領のパーソナルアドバイザーに就任しますが、2017年にくも膜下出血により他界。

享年77歳でした。

で、「スキャンダル」のもう一つの面白さは、ロジャー・エイルズとメディア王と謳われたルパート・マードックとその倅達の社内派閥と、「長いものには巻かれろ」の男性社員達の腑抜けさ(笑)。

女性もしかりですが、家族を抱えそれなりの収入があり鼻も高い職業についてる男が保身に走るのは当たり前で、日本のドラマ・映画でありがちな、それでも戦う高潔な正義の男って嘘くさくて嫌い。

(そんな奴、特に!日本にいねーよ)と苦笑いしてしまいますし、このマードック、日本の小室哲哉氏が破産したきっかけの香港進出に関わってるので、『小室ファン』ならお馴染みでしょう。

で、その訴えられたルパート・マードックを演じたのは、あらら!「時計じかけのオレンジ」のアレックス、あの!マルコム・マクダウェルではあ〜りませんか!

ロジャー・エイルズを演じたジョン・リスゴー同様、撮影当時70代の爺さん二人の演技も、なかなかの見ものであります。

ちなみに私、いまだにジョン・リスゴーを見ると、日本公開1984年のテレビドラマのリメイク映画「トワイライトゾーン」の「2万フィートの戦慄」の、飛行機恐怖症の男を思い出してしまいます↓。

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で、実際のルパート・マードックは、この事件当時は84歳で25歳年下の、ザ・ローリング・ストーンズミック・ジャガーの元奥様、元祖スーパーモデルのジェリー・ホールと4度目の結婚をした頃。

まぁ〜、セクハラ・パワハラはダメですが、こちらの爺さんも老いて尚!おさかんで、2021年に90歳になったルパート・マードックは、ロジャー・エイルズと異なり現在も健在です!

最後になりますが、、、 
 

残念ながら受賞は逃しましたが、シャーリーズ・セロンは第92回アカデミー賞で主演女優賞、マーゴット・ロビー助演女優賞にノミネートされたほどの、なかなかの好演♪

最初、そのシャーリーズ・セロンには見えなかったメーガン・ケリー等の特殊メイクは、 シャーリーズ・セロンからの強い希望により、アメリカ在住でその道のプロ!カズ・ヒロ氏が担当しています。

カズ・ヒロ氏は、第92回アカデミー賞で「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」に続いて、2度目のメーキャップ&ヘアスタイリング賞を受賞。

たいしたもんですね〜。天下の!ハリウッドの、あの!アカデミー賞ですから〜♪ 

というわけで、映画「スキャンダル」。私的には久々に大満足のアメリカ映画でした!