私等世代から少し下世代は、1980年代初頭、ファラ・フォーセットが好きな方が男女問わず多かったです。
当時「とっぽい」女のコ達に大人気だったレイヤーカットも、ファラ・フォーセット人気からだったと記憶しております。
が、私は彼女も素敵だと思ってましたが、どっちかといえばスーザン・アントンの方が好きだったかなー。
で、、、
ファラ・フォーセットは1947年、テキサス生まれのアメリカ人で、スーザン・アントンは1950年、カリフォルニア生まれの同じくアメリカ人。
ファラ・フォーセットは1976年から放映されたテレビドラマ「チャーリーズ・エンジェル」で人気になりましたから、当時29歳です(日本での放映開始は1年遅れてます)。
一方、スーザン・アントンが日本で注目され有名になるのは、遅れて1981年のカメリアダイアモンドのCMからで、彼女は31歳。当時の日本の若者感覚では、結構年いってましたね。
スーザン・アントンはCMで使われた自身の曲「フォクシー・レディ」が、日本では火がつきヒット。
シンガーとしても中野サンプラザで来日公演を行っておりますから、当時の彼女の日本での人気の高さ、若い人でもわかると思います。
そしてカメリアダイアモンドのCMは、スーザン・アントンの後に日本では先に有名になっていたファラ・フォーセットは起用されているので、この辺の時間軸がちょいとややこしい。
で、お二人の注目は、当時のオールスター「お笑い」映画(笑)「キャノンボール」。
こちらの映画はファラ・フォーセットの方が出演は早く、第一作は1981年末、1982年の正月映画として大々的にロードショー公開され大ヒットしました。
時期的には、正にスーザン・アントンがカメリカダイアモンドのCMで日本でも人気になって、その人気が爆発していた頃でした。
そんなスーザン・アントンは逆に、日本公開1983年末、1984年の正月映画大ロードショー!「キャノンボール2」に出演しました。
「キャノンボール2」で、スーザン・アントンとランボルギーニ美女コンビを演じたのはキャサリン・バックで、この方はクリント・イーストウッドの「サンダーボルト」に出演されてました。
ちなみにファラ・フォーセットは1作目のポスター、プログラムのイラストの真ん中でレザースーツのセクシー美女っぽい描かれ方をされてましたが、実際はメンヘラ風の写真家役。
ファラ・フォーセットはノーブラの男に優しい衣装でしたが、実際の1作目のレザースーツのランボルギーニ美女コンビは、タラ・バックマンとエイドリアン・バーボーでした。
というわけで、最後になりますがこのスーザン・アントンの髪型と雰囲気↓、、、
これぞ!バブルに向かって一直線、1980年代初頭の日本人の琴線に、ワンレン共々もっともびびっときたソレだったと言えますね。