「笑ってる場合ですよ!」と「オレたちひょうきん族」の北野武氏

1980年に「THE MANZAI 」が年5回放映され、12月30日の5回目の年末特番では視聴率30%を越え、この頃が当時の漫才ブームのピーク。

1981年の正月番組の当時人気の漫才師達の露出度たるや、それはそれは凄まじいものがありました。 

この漫才ブームピーク時の1980年10月、人気の漫才師B&B、ツービート、ザ・ぼんち等を司会に放映開始された、お昼の時間の番組が「笑ってる場合ですよ!」。

で、漫才ブームに早くも陰りがみえだした1981年5月から、土曜の夜に放映開始されたのが、「オレたちひょうきん族」。

人気抜群だったB&Bを総合司会に、ザ・ぼんち、紳介・竜助、ツービート、太平サブロー・シロー等の漫才ブームの中心グループと、当時若者に人気だったコント集団、噺家等を一同に集めた「笑ってる場合ですよ!」でしたが、、、

この後長寿番組になった「笑っていいとも!」と違い、漫才ブームの終焉とともに(極論すればB&Bの人気の凋落とともに)2年で放映打ち切り。


オレたちひょうきん族」も当初は視聴率一桁台で、裏番組のドリフターズの「8時だよ!全員集合」に及ぶそれではなかったのですが、、、

北野武氏と明石家さんま氏の有名な「タケちゃんマン」はじめとした、独特の「コーナー」が人気になり、8年以上に渡る長寿番組になり、北野武氏と明石家さんま氏は、あれから35年!今尚テレビ界の巨匠。

日本のテレビ放送の歴史は1953年からとなってますから、未だ今年で63年。

63年のうち半分以上の35〜36年もテレビ界の人気者で居続けてるのは、正に!偉業。

大記録と言えるでしょう。

一方、漫才ブーム期は圧倒的人気者だったB&Bは1983年、ザ・ぼんちは1986年に解散(後に復活するが)。紳助・竜介西川のりお上方よしおも解散(後に復活するが)。

全く漫才をやらなくなり、一緒に仕事もしなくなり、北野武氏の大活躍もありツービートも解散したと思われてた時期もありますが、ツービートは実は一度も解散していないんですね〜。