映画「ビッグ・ウェンズデー」のペギーもサリーも、けっこう年いってた

image

ジョン・ミリアス監督の、映画「ビッグ・ウエンズデー」は1978年公開された映画(日本公開は1979年)です。

で、主人公のマット・ジョンソン(ジャン・マイケル・ヴィンセント)の恋人→奥様ペギーを演じたリー・パーセルは、1947年生まれ。

マットのサーファー仲間のジャック(ウィリアム・カット)が、海辺の傍のカフェでナンパしたサリーを演じたパティ・ダーバンヴィルは1951年生まれ。

リー・パーセルは映画撮影中、既に三十路を迎える年で、既に結婚・離婚経験後、二度目の結婚をされていた最中でした(後に離婚)。

なので、彼女はとっても素敵な女性ですが!「若い頃話し」での、おきゃんなギャルは、ちょっと無理があるかな〜、この人けっこう年いってるだろうなーと、当時から観てた方思ったんじゃないかしら?

Picture 1
Picture 4
 

だからペギーを演じたリー・パーセルは、おきゃんなギャル役が終ってマットと結婚し、ママになってからの方が、素敵だったと私は当時も今も思っております。

で、皆はなんとかベトナム戦争の徴兵逃れをしようと、あの手この手をやりますが、ジャックは志願して兵隊なるわけで、戦場に向かうジャックとのお別れの会での、笑いながら半泣きしだすペギー。

このリー・パーセルの演技!いつ観ても、グッときちゃいます。

B

そして時が経ち、マットがサーフィンをしてる間、砂浜で子供と遊んでるペギーがふと気ずくと、そこには無事に帰還してきた軍服姿のジャックが立っている。

このシーンのペギーの嬉しそうな表情!リー・パーセルの臭くない演技は素晴らしいし、ウィリアム・カットも颯爽としてとてもカッコいい!
スクリーンショット 2023-07-29 10.37.35

そして、この映画のリー・パーセルの演技で一番好きな、ラストシーンのビッグ・ウェイブに乗りに行くマットを見送る早朝のペギー。

言葉も少ないけれど、この二人の笑顔のやりとりのシーン。本当にいつ観ても大好きです。

だから「ビッグ・ウェンズデー」は、リー・パーセルの顔芸に私はやられちゃった映画かもしれないですね〜。


で、、、

そのリー・パーセルは「ビッグ・ウェンズデー」の4年前、かの!チャールズ・ブロンソン主演映画「マジェスティック」にも出演。

あの!「ゴッド・ファーザー」のソロッツォ役で有名になった、アルフレッド・レッティエリとも競演しており、「ビッグ・ウェンズデー」後もコンスタントに映画、テレビドラマに出演しています。

が、日本で大ヒットした映画がないのが、ちょっと残念。


3
B
 

で、話しを戻して「ビッグ・ウェンズデー」のもう一人のヒロイン、サリーを演じたパティ・ダーバンヴィル↑も、撮影時は既に結婚・離婚歴のある26~27才。

今更ながら、けっこうサリーも年いってたんだなーと思いまする。

この方、1966年のロバート・デ・ニーロがスポーツ選手に対する偏執狂、ストーカー役を演じた「ファン」にでてましたね。

ただ、マット・ジョンソンを演じたジャン・マイケル・ヴィンセントとリロイを演じたゲイリー・ビジーは共に1944年生まれで、監督のジョン・ミリアス↓と同い年。

撮影時は既に33~34才。

Merkel-Big-Wednesday-crew-900x600

 

big-wednesday

撮影の為、鍛えた、トレーニングしたとしても↑、三十路過ぎて、しかも!デブが多い白人で!この肉体は凄かったなーと、今更ながら思う次第。

20代から腹が出て来たとか肥ったとか、怠慢な暮らしの結果を嘆いてる場合じゃありませんぜ、日本の若い衆の皆々様(笑)。

ちなみに、ジャックを演じたウィリアム・カットが1951年生まれで、サリー=パティ・ダーバンヴィルと同い年。