映画「アメリカン・グラフィティ」で描かれた、1962年設定の踊る若者達と衣装と髪型とオールディーズサウンドの衝撃!

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今の若い人、いやアメリカンオールディーズ、フィフティーズというジャンルが当たり前になってから思春期を迎えてる筈の30代、40代の方には、どーってことない映像&音源だと思いますが、、、

無名のジョージ・ルーカスが発表した映画「アメリカン・グラフィティ」の1973年は、日本では空前の和製ふぉーくブームの最中(商業的頂点は1975年と思いますが)。

当時は無名監督で、出演者も皆無名俳優だったので、日本での公開はアメリカでの大ヒットを確認してからだったので大幅に遅れ、1974年末。

実際に当時のコアな若者達にウケたのは、1975年になってからと、アメリカとは約2年のタイムラグがありました。



でも、、、

アメリカもイギリスもそうだったと思いますが、ニューロックの若者達も皆、長髪にGパンを引きずり、もう少しコアになると髭をはやしたりしてたわけで、、、

校則も未だ未だ厳しく、タチの悪い「日教組」教師達が幅をきかせていた時代。

学生は早く大人になって校則に縛られず髪を自由に伸ばしたいなんて、ごく!普通に思ってた時代。

1962年の1日を描いたこの映画に写ってる若者達の髪型、衣装、乗ってる車、使われてる音楽同様、、、

特に!こちら学校でのダンスパーティ風景の描写で、「アット・ザ・ホップ」を歌い演奏してるフラッシュ・キャデラックとコンチネンタル・ キッズ(Flash Cadillac & The Continental Kids)の短髪の髪型。

髭もないこざっぱりした顔、赤いジャケットの衣装は、当時の若者達には既に『絶滅したアメリカ人』のソレだったんですね(笑)。

その絶滅した、今風に言えば「オワコン」のR&Rサウンド、50's衣装と髪型、そしてダンスを、あの時代に映画で蘇らせ、それを観せて聴かせた、監督のジョージ・ルーカスは、本当に偉かったですねー。

だから、このシーンはこの後の日本の音楽、風俗の歴史を変えたと信じております(結成前のクールスやシャネルズも、時代的に観てる筈ですから)。

 

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