キャロルのアルバム「ルイジアンナ」のジャケットに写ってる相原誠氏、ダウンタウン・ブギウギ・バンドのアルバム「脱・どん底」のジャケットに写ってる蜂谷吉泰氏

2019年現在、還暦前後10才ぐらいの年齢層で、彼らの音楽やルックス、雰囲気の好き嫌いは人それぞれなれど、キャロルとダウンタウン・ブギウギ・バンドを知らない人は、まーずいないと思います。

が、、、

これが、キャロルの矢沢永吉氏、 ダウンタウン・ブギウギ・バンドの宇崎竜童氏以外のメンバーを言える人となると、相当絞られてきます。

まぁ〜そういう人達はリアルタイム、彼らのちゃんとしたファンだったのでしょう。

でも、 ダウンタウン・ブギウギ・バンドの相原誠氏が、その前はキャロルのメンバーだった事と、ダウンタウン・ブギウギ・バンドの初代リードギタリストが蜂谷吉泰氏だった事、、、

ファンだと言う人と話しをしていても、出る事は、まーずないですね。 

キャロルのファーストアルバム「ルイジアンナ」↓では、表も裏も写真できっちり相原誠氏(右端)、写ってるのにね(笑)。

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まぁ〜実際、リアルタイム、アルバム「ルイジアンナ」を買った人って少なかったし、このブログでも繰り返してますし、ジョニー大倉氏の著書にも書かれてましたが、キャロルは解散してからレコードが売れたバンド。

なので、、、

だいたい1975~1980年頃の、自称[「昔からのキャロルファン」が持ってたレコードって、解散時に出された二枚組のベストアルバム「ゴールデンヒット」や日比谷野音のラストライブ。

案外、オリジナルスタジオアルバムの「ルイジアンナ」「ファンキーモンキーベイビー」って、持ってた人、あんまりいなかったんですよねー。

ただ、、、

アルバム「ルイジアンナ」収録の楽曲の多くは、ドラムはユウ岡崎氏で、既にアルバム発表時は、キャロルのドラムはユウ岡崎氏で定着していました。

なので、アルバムジャケットに相原誠氏の写真を使ったのは、逆にユウ岡崎氏に、失礼だったんじゃないか?と、ボクは思います。

が、このへんは、、、

写真撮影が巨匠!篠山紀信氏だったので、ギャラも高かったでしょう。

また、契約の関係もあったのでしょうから、そういう「大人の事情」で、既にキャロルを去っていた相原誠氏参加の、このショットをレコード会社が使ったのでしょうね。

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で、ダウンタウン・ブギウギ・バンドのファーストアルバム「脱・どん底」では、その相原誠氏がメンバーで写ってます↑(左端)。

ちょいとしたダウンタウン・ブギウギ・バンドのファンだった方ならわかる通り、和田静男氏がここにはいません。

真ん中の青いVネックを着てるのが、初代リードギタリストの
蜂谷吉泰氏。

リアルタイムは全く売れなかった、されどその後、この曲の根強いファンはとても多い!ダウンタウン・ブギウギ・バンドのデビューシングル「知らず知らずのうちに」。

蜂谷吉泰氏の泣きのギターから曲が始まっており、私的にはこの当時のロックバラードのギターソロでは、つのだ☆ひろ氏の「メリージェーン」での成毛滋氏のソレと双璧!!

蜂谷吉泰氏のこの曲のギターは、オブリガード含め、屈指の!名演奏だと思ってます。

が、しかし、当時のダウンタウン・ブギウギ・バンドも、このへんがよくわからないのですが、、、

1974年5月、上記のファーストアルバム「脱・どん底」と同日に発表されたセカンドシングル「青春すきま風」。

こちらのジャケットには、次のリードギタリストの和田静男氏が写ってる↓、、、。

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ボクも研究不足で恐縮ですが、1974年5月のアルバム・シングル発売のレコードデビュー時、ダウンタウン・ブギウギ・バンドのリードギタリストは、蜂谷吉泰氏だったのか?和田静男氏だったのか?、、、

これじゃー第三者はわからない(笑)。 

で、最後になりますがレコードジャケットを見てもらえばわかる通り、1974年5月時点で、ダウンタウン・ブギウギ・バンドはポマード頭でもないし、白のツナギでもない。

和田静男氏の刺繍入りのタンガリーシャツ、当時は相当!お洒落だったと思いますし、皆さん、カカトの高い靴を履いてる、、、。

同年夏開催された、郡山ワンステップロックフェスティバルでのダウンタウン・ブギウギ・バンドは、白のツナギにポマードでしたから、おそらく1974年の5~8月の間に、イメチェンをしたのでしょう。

で、これも案外知られてませんが、キャロルは有名なジョニー大倉氏の失踪中の、1974年2月に発表したシングル「涙のテディボーイ」の頃、レコードジャケットは革ジャンです(ジョニー大倉氏は写ってない)。

が、キャロルは一時、革ジャンを脱いでジャケットを着用してたことがあります。

でも、不評だったのでしょうか?

すぐ革ジャンにキャロルは戻してるので、ジャケット着用のキャロルの写真て、ネットで探しても、出てこないですね(笑)。

というわけで、キャロル、ダウンタウン・ブギウギ・バンドの全盛時代に、幸いにも思春期を過ごさせてもらった、今や還暦越え爺2年生の戯言でした。