1979年当時の新宿の風景&風俗観が鑑みれる、松田優作氏のTVドラマ「探偵物語」第11話「鎖の街」

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探偵物語」の第11話「鎖の街」で、松田優作氏演じる工藤ちゃんが、走ってるトコ、、、

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今の新宿高島屋タイムズスクエアの前あたりで、放映時1979年は、未だ!かつての「青線」の匂いが強く残る、所謂「逆さくらげ」の「連れ込み旅館」が立ち並んでたのが、よーくわかって、爺のボクには、とても懐かしいです。

電柱の看板、ビジネスイン・のむらは、ボクの剣道部の後輩の「のんち」ん家だし、、、。

まぁ〜今の新宿高島屋も、当時は国鉄の貨物置き場で、新宿とはいえ夜も暗くなるとあのへんは、ちょっと寂しい場所でしたからねー。
 
で、、、

あのへんが今のような街、通りになったのは1996年秋、タイムズスクエア新宿高島屋ができてからで、所謂バブルも崩壊してから5年もたっての事。

 

バブルの時代でも、まだまだあのへんは、こんな風景だった。

で、面白いのが、物語の中で「旭町の簡易旅館」という言葉が出てくる事。

放映当時は既に、あのへんは町名変更で「新宿四丁目」 になっていたけど、元々は「旭町」という町名でした。

で、正に!あのへんはドヤ街=日雇い労働者のベットハウス&簡易旅館と、青線=街娼の仕事場「逆さくらげ」の「連れ込み旅館」の街だったから、脚本書いた方、流石にわかってらっしゃると感心した次第。

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↑こちらは、誰もがお馴染み歌舞伎町。

今はなきコマ劇場の前の通り。

インベーダーゲームの看板がみえる。

まだ、スマホどころかPCもインターネットも日本にはない時代。

コンピューターと言えば未だ未だ莫大なお金のかかる、潤沢な資金のある企業ですら!設備投資に何度も会議をやって慎重に導入してた、庶民には無縁の「神」の領域の大型コンピューターの事。

だから、1979年当時の若者にとって、身近な「コンピューター」とはブロック崩しとインベーダーのゲームマシンの事。

で、石原良純氏がTV「太陽にほえろ!」に、「マイコン刑事」といて登場するのは1984年。

文字のみのワードプロセッサが企業に入ってくるのも、1980年代になってからの事。

ゆえに、、、

当時、もの珍しく最も若者達には身近なコンピュターマシン、インベーダーゲームを設置してた喫茶店やスナック、お客さんは百円玉を山積みにして遊んでましたから、下衆の勘ぐりながら随分と儲けたでしょうねー。

↑こちらは別の巻の画像ですが、魅惑の男の殿堂、悦楽の境地の名は未だ「トルコ」ですね。

東京都知事小池百合子さんがジャーナリスト時代、トルコ人青年の抗議をうけて動き、トルコ風呂という名称が消滅するのは1984年の事。

確かに「トルコ」と「迎賓館」では、トルコ人にしたら不愉快ですわなー(しみじみ)。

余談ですが未だこの頃は「JR」という名称もなく、あの電車は普通に「国電」「国鉄」でした。

美形でセクシーだった飛鳥裕子さん、素敵だったな〜♪

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そして最期に、ホステス役の飛鳥裕子さん↑。

探偵物語」は、当時の助平野郎達に人気の高かった、美形で妖艶なセクシー女優が沢山でてましたが、飛鳥裕子さんもそんな一人。

で、この方、芸能界引退後は、ありがちな!復帰も離婚騒動もなかったので、なんとなーく忘れられちゃってますが、ボクと同世代の助平爺ども!(笑)、彼女に見覚えがないとは言わせない。

飛鳥裕子さん、あの当事、映画やグラビアで、おっぱい出してましたし(この巻でも、バスルームの死体を演じてる時だしてます)、、、

TVのアクションものや時代劇にも、相当出演されてましたから、名前は忘れていても、お顔とおっぱいをみれば、ボクと同世代の助平爺なら、蒼き頃の自分を、必ずや!思い出す女優さんだと、ボクは思っております。

で、飛鳥裕子さん、芸能界引退後はご主人と沖縄でスキューバーダイビングショップを営んでたそうですが、残念ながら2011年に56才の若さでお亡くなりになったとか。合掌。 

というわけで本日は、たかが「探偵物語、されど「探偵物語」という事で、、、。