「刑事コロンボ」の「死の方程式」と「溶ける糸」にゲスト出演してた、テレビドラマ「ハニーにおまかせ」のアン・フランシス♪

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日本でも人気だったアメリカのテレビドラマ、邦題「ハニーにおまかせ」で私立探偵ハニー・ウェストを演じたアン・フランシス

彼女と映画「猿の惑星」でコーネリアスを演じたロディ・マクドウォールが、こちらもテレビの人気シリーズ「刑事コロンボ」シリーズの「死の方程式」で共演してます。

「死の方程式」が本国アメリカで放映されたのが1972年1月ですから、ロディ・マクドウォールは「猿の惑星」シリーズの1〜2作目でのコーネリアスから、3~4作目のシーザーに変わる時期です。

ロディ・マクドウォールと共に、「刑事コロンボ」出演時はベテラン俳優だったアン・フランシスは、若き頃の1950年代映画の不良少年・学園映画の金字塔!「暴力教室」や、同じくSF映画の金字塔!「禁断の惑星」↓で、一世を風靡した女優です。

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「禁断の惑星」のアン・フランシスのお相手は↑、50代後半になって裸の銃を持つ男」シリーズで世界的にブレイクしたレスリー・ニールセン

そのレスリー・ニールセンも、アン・フランシスと同じく「刑事コロンボ」シリーズには2度出演しており、「もう一つの鍵」では犯人の婚約者役、「仮面の男」では殺されるCIA諜報員役を演じていました。

で、、、

「ハニーにおまかせ」で大人気だったアン・フランシスも、「猿の惑星」で名演技を披露したロディ・マクドウォールも、共に40代になり俳優としてのキャリアのピークの頃の作品が、「刑事コロンボ」の「死の方程式」と言えるでしょう。

ロディ・マクドウォールは犯人の金持ちのバカ息子役で、アン・フランシスはその秘書役。

そして興味深いのが、殺害されるバカ息子の義理の叔父であり社長役のジェームズ・グレゴリーは、「猿の惑星」の続編、「続・猿の惑星」でゴリラの強権派のウルサス将軍役を演じた方。

なので、「死の方程式」は、「続・猿の惑星」のコーネリアスとウルサス将軍の共演だったんですね〜♪
 


そして「死の方程式」の約1年後の1973年2月に、アン・フランシスは「刑事コロンボ」の「溶ける糸」に再登場!

今度は高潔なる看護師・手術助手役で登場しており、前回の秘書役と違い殺害される被害者役、そして謂れもない罪を犯人に着せられそうになる重要な役どころでした。

そして「猿の惑星」のコーネリアスに続いて、「溶ける糸」では人気SFテレビドラマ「スタートレック」のMr.スポック役のレナード・ニモイ(犯人の医者役)と共演。

というわけで、、、

刑事コロンボ」シリーズには、テレビドラマとは思えない古の有名なハリウッドスターが多数登場しており、このへんはピーター・フォークが元々は「映画の人」だからなのでしょうね〜。

刑事コロンボ」、何度見ても飽きませんね〜どの作品も名作です!