須田加代子さん、中山律子さん、並木恵美子さんが人気実力とも群を抜いていた、1970年代初頭の空前のボウリングブーム!



 

空前のボウリングブームが起きた1970年代初頭、中山律子さんはそのブームの中心にいた女性ボウラー

で、まあ、須田加代子さん、並木恵美子さんとともに、女子プロボウラー一期生としてもよく知られています。

で、当時は今のような熟女ブームなんてなかったので(笑)、、、

第一回の女子プロテストが開催された1969年には、31才になる須田加代子さん、同じく27才になる中山律子さん、時代の空気を考えると、かなり珍しい女性だったと言えます。

なんたって1990年前後のバブル時代頃迄、女性の結婚適齢期はクリスマスケーキに例えられ、25才迄は「売り手市場」、、、

買いてが殺到するけど、26才を過ぎると「売れ残り」なんて、女性にはかなり失礼な風潮だった、そのずーっと前の、1969年ですからねー。

既に当時としては、結婚適齢期を過ぎてしまった須田加代子さんと中山律子さんのお二人が、未だ海のものとも山のものともわからなかった、プロボウリングの世界で生きて行こうと思ったんですからねー。

当時の、一般的な女性の価値観、感覚とは、かなりかけ離れた女性だったと思いますね〜。

須田加代子さんと並木恵美子さんは、10才以上年が離れてた!

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一方、並木恵美子さんは1969年で二十歳を迎えられた方で、このお三方では一番若いし、須田加代子さんとは10以上も年が離れていた。


ちなみに並木恵美子さんは、ボウリングをはじめてやってから、僅か10ヶ月でプロテストに合格してます。

だから、並木恵美子さんは天才ですね。

まあ、当時は半ズボンに野球帽だったK-UNITバンマスも知りませんでしたが、須田加代子さんはプロテスト以前に、既に全米オールスター準優勝の実績をもっており、これも時代背景を考えるとかなり凄い話し。

で、第一回の全日本選抜選手権でも、須田加代子さんは優勝。

勿論、プロテストでも須田加代子さんは、実技で最終日までトップだった中山律子さんを、最後に逆転してトップ合格。

ボウリングブームは、まず須田加代子さんから始まったと言えるわけであります。

TV生中継で、パーフェクトを達成した中山律子さんのスター性!

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まぁ〜このへんが、持って生まれた強運と言いますか、、、

神の導きというか、、、

中山律子さんが、TV生中継でパーフェクトゲームを達成してから、状況は一変!!

中山律子さんは、華のあるルックスも幸いして、CMにも起用されるほどの人気者になり、ボウリングブームは須田加代子さんに代わって、中山律子さんが牽引。

ブームの中心人物になったのは、1970年代初頭を知ってる方なら、記憶にあると思われます。

まあ、このへんが須田加代子さんと中山律子さんの不仲説があるわけですが、どうなんでしょうねこのへん。

一番つおかったのは、並木恵美子さんだったような記憶があります♪

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私的想い出、印象では、須田加代子さんや中山律子さん、あと石井利枝子さん等よりも、一番「つおかった」のは、若い並木恵美子さんだったような記憶があります。

とにかく、当時の並木さんは「つおかった」。

中山律子さんは、華があったし全てが華麗でした(勿論、実力も)。

須田加代子さんも、ちょっとどっかのお店のママみたいな、水っぽい貫禄もありました(勿論、実力も)。

が、表情もあまりかえず、特に華のある中山律子さんに比べ、若いのに地味な印象を受けた並木恵美子さんは、なんかTVつけると何時も勝ってたような印象がありました。

前なにかで読みましたけど(多分、ナンバー)、並木恵美子さんの実家は、荻窪でスーパーをやってるそうですね。

「なみきストア」がそうなのかな?。